RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

横浜家系ラーメン 銀家@川崎 2021年10月16日(土)

二週間前に【銀柳街】にオープンの新店。
隣が『壱角家』とはふるっている。

まぁ『谷瀬家@新橋』での成功事例もあることながら、
反対側の一軒空けて隣は『赤備』。
今後どうなって行くかは興味の湧くところ。

もっとも、その店名から
資本の臭いがし、行くのを躊躇っていたのだが、
調べてみると神奈川県内を中心に数店を展開しているだけのようだし、
スープも店毎に炊いているよう。
それならばと、足を向けた次第。

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店内は厨房を囲むL字型十席のカウンター、
二人掛けのテーブルが二卓、四人掛が一卓、
入って直ぐの場所には六人ほどが向かえる大テーブルも。


11:45の入店で先客は九。その後
食べ終わって出るまでの来客は続々で
中待ちもできる。

もっともこれは後述のオペレーションに理由があるようで、
スムースに流れていれば、これだけの待ちはできなかったろう。

加えて、テーブルには、二人以上を案内するらしい
店の姿勢もあるよう。


券売機は店の外、向かって左側。

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食したのは、
特製ラーメン+替玉。
値段は1,000+100で1,100円。

ホントは中盛にしたかったのだが、
どうしてもその表示を見つけられず。

ってゆ~か、このタッチパネル式、
ホントに見辛くって、
お好みもここで予め選択する方式らしいのだが
それに気づいたのは食券をカウンター上に置いた時。

ただどうやら、多くの客が同じだったようで、
一杯が供される時にもチューンがコールされた客は居なかった記憶。


着席後に周りを見渡すと、食べているのは二人だけ。
後の七人は、ぼ~っと待っている。

おやおやと厨房を見やれば、
店長と思わしき人と助手らしい人は
延々茹で卵の殻を向いている。

え~っつ!それって客を待たせてすることなの?と
戸惑いつつ、待つこと12分、
漆黒の丼に入った一杯が供される。

ロットで3~4杯は回しているようだが、
鍋に入っているテボの数はもっと多いので、
その気になれば、より高速にはできそうだがな。


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スープの色がやや薄めに感じる初見。


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チャーシューは何れもバラ巻、
大人の掌大が二枚、子供の掌大が一枚。

厚さも5㎜ほどはありながら
軟らかですっと歯が通る。


軟らかく茹ったホウレン草が一つまみ。


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海苔五枚は10㎝四方でぱりっとしている。


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味玉の表面は軽く色付き、
黄身の茹り加減は良好。

濃厚で美味しい。


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麺は中、やや細、ストレート。
一本は短め。

表面はつるんとし、啜り易い。
芯はごわごわと粉っぽさも残り、
普通でこれはかなり硬めだなと思う。

量は150gほど。

『丸山製麺』の麺箱が積まれている。


スープは豚骨で粘度なくさらさら。
表面の油は多めも、口当たりはライトでマイルド。

醤油の尖りも無く、非常に飲み易い。


頃合いを見て替玉をカタメでオーダーすると、

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供されたのは{トンコツ}仕様の極細麺。

カエシが掛けまわされ、量は100g強。

表面は粗目で、ぱつんとした食感。

これはかなり驚いた。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


商品自体は悪くないのだが、
店のスタンスにはあまり共感できず。

それ以外にも、替玉の食券を
コールする前に下げてしまう
オペ間違いも有ったし。

再訪候補としては、
かなり下位の位置付け。