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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

會水庵@赤坂:日本料理 2023年9月7日(木)

前回は11:20に店頭に着いた時点で
既に二十人以上の並びに慄き方向転換した経緯。

なので、今日はかなり早めに11:00の着。
それでも既に二人の待ち。

が、その後、自分の後に人が並んだのは11:15のこと。
以降はぱらぱらと来客は続く。

食べ終わって出る頃には写真の状況。
十人以上が店頭に。


今日は雲も多く、やや涼しい風が吹いていたので、
待つのはさほど苦ではなかった。

それでも11:23と、早めに
暖簾を出してくれたのは嬉しい。

店内は厨房に向いたストレート六席のカウアンター。
奥には小上がり。四~五人が向かえるテーブルが二卓ほど。


オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接。
会計は食後に店奥のレジで。

食したのは、
穴子玉子 ふはふは。
値段は1,400円。

店の人は「ふわふわ」と発声。


そこから15分の待ちで、
小鉢と丼がセットされ、更には味噌汁も添えられ供される。

ふむ、丼は期待したほどの迫力はないかも。


小鉢の一つは胡瓜と若布の酢の物。
さっぱりとして、酢も強すぎず。


もう一つは蒸かした南瓜。
それ自体にも甘味があり、甘み味噌で旨味がブースト。
これは良い。


味噌汁は出汁が効いている。
具材もたっぷり入り、熱々なのは
この時期には個人的には辛いけど(笑)。


で、肝心の丼。

穴子はまるっと一匹、
芳ばしい香りがする。

一本の大きさはさほどでも、と思ったら、
おっとどっこい、半分に切って中で重ねてあるのね。
はみ出し過ぎないような心遣いかと。

小骨は無く、厚みはあり、ほろほろと
軟らか。

刷毛でさっとぬられたツメは、穴子そのものの味を邪魔しない
(その分、ご飯にはたっぷりかかっている)。

半熟玉子もとじ加減が上々。
そのまま食べても、穴子と一緒に食べても美味しい。

そして熱々の米が良いモノ。
それ以外の素材が良くても肝心のご飯がイマイチの店もある中、
当店はかなりしっかりしている。


評価は、定食/丼ぶりモノの
☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


接客がこれまた丁寧なのも嬉しい。

次回は他の人が食べていて美味しそうだった
《焼きいわし》を是非。