前回の訪問時には{大勝軒}仕様の《つけ麺》を食べるも、
やや期待外れの食後感。
なので今回は、フラッグシップの濃厚な一杯を。
ほぼ四年振りの訪問。
繁盛店なので、早めの到着を目指す。
10:45の店頭着で
既に十八人の並び。
とは言え、店内の席数は二十八はある記憶なので
これならば余裕。
10:55には扉が開けられ、
順次食券を買うように告げられる。
自分が着席したのは11:07のこと。
やはり購入時に券売機に戸惑う客が多し。
食したのは、
濃厚つけめん 中(250g)。
値段は1,020円。
値段と麺量が変更になっているようだが、
まぁこのご時世だからね。
そこから17分の待ちで、
麺とつけ汁が四角い盆に乗せられ供される。
麺の色味が濃く、
麺線も綺麗。
濃い麦色で、中やや太、ストレート。
茶色い粒子が散在する。
表面は少々軟いものの、
啜り心地は良好。
もっちりな噛み応えで、
麦の芳醇な旨味が滲み出す。
つけ汁も見るからに濃厚そう。
トッピング類が沈んでないものね。
中央にはたっぷりの葱、その上には微塵の柚子。
鳴門一片は「の」の字に置かれている。
海苔一枚は短冊大、厚みがある。
中にはチャーシューとメンマ。
チャーシューは大人の掌大、7㎜厚のロースが一枚。
ほろりと解れる軟らかさ。脂肪も美味しい。
メンマは太く短い拍子木状。さくさく食感。
つけ汁の粘度は高し。
表面には魚粉も。
麺への纏わりが半端ではないので、
啜り込む時は撥ねぬよう注意が必要。
動物系+魚介系の旨味。
軽い甘味と微かな苦み、
香ばしさもあり
気持ち良く完飲してしまう。
評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。
麺量はさほどではないものの、
つけ汁の重みで腹持ちも十分。