RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

手打ちうどん 葉隠@赤坂見附 2023年6月30日(金)

ビックカメラ】の脇の道を
【赤坂不動尊】に向かい50mほど進んだ左手地階。

店内は厨房に向いたストレート二席のカウンター、
二人掛けのテーブルが六卓。

11:29の着で既に四人が階段の中途で待っている。
定刻通りに暖簾が出され、ほどなく満卓に。

基本、相席はさせぬ方針のよう。

直ぐに外待ちができる。


オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接。
会計は食後に入り口脇のレジで。

女将さんが来た順に
丁寧に確認をし、厨房に通して行く。


食したのは、
冷ちくわ玉天。
値段は900円。

大盛りサービスと書かれているので
当然のようにお願いすると
女将さんから「お稲荷さんか
桜海老の混ぜご飯が無料で付けられますよ」とのお言葉。

先にオーダーをした全員が(後もそうだが)そうしているので
お稲荷さんをお願いする。


11分ほどの待ちで
先にお稲荷さんが供される。

こころもち、細長い形状。
中の五目御飯は軟らかめ。

二つ食べれば結構な量。

紅生姜がちょっと付いているのは嬉しい。


更に2分ほどの待ちで饂飩が供される。

その量の多さに思わず仰け反る。

右上に写っているお稲荷さんと比較しても
丼の大きさが判ろうと言うもの。

おまけに麺がみっしりと
縁を越えて盛り上がっている。


玉子天は硬茹で。


竹輪天は短めの一本を
斜めに二つに切り揚げたもの。

どちらも衣は最初かりさく。
次第に汁を吸ってしんなりと。

共に美味しい。


青葱と胡麻、刻み海苔も一つまみ添えられる。


一気に天地を返すと太い麺が現れる。

軽く汁の色が付いている。

麺肌はシルキーも、
その太さと一本の長さゆえにずるっとは啜り込めず。
はむはむと口に入れ、頃合いを見て、歯を立てる。

むちむちの食感で芯には微かに粉っぽさ。
強いコシに顎をしっかり使って咀嚼する。

量がもの凄いことになっており、
300gはあるんじゃ?


出汁は鹹過ぎず甘過ぎず。
乾物魚介の旨味も効き、
量も多くないのでほぼ完飲。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


小麦にご飯を重ねる炭水化物祭りも、
お腹がいっぱいになる素晴らしいコスパ

行列ができる理由が判る良店。