三年ぶり二度目の訪問。
手持ちの現金が千円札一枚しかなく、
でも標題店であれば
満足感を得られ、おまけにおつりまで出るとの算段。
店内は厨房に向いた鍵型十二席のカウンター。
12:45の入店で先客は十一。その後
食べ終わって出るまでの来客は四。
券売機は入り口右手。
食したのは、
ラーメン。
値段は800円。
「替玉一玉無料」はホントに有り難い。
コールはカタメで。
5分ほどの待ちで供された一杯。
スープは泡立ち、
{家系}のように茶濁した濃い色味。
葱と木耳はお約束。
チャーシューは大人の手の大きさ。
薄くて軟らか。
ウマウマな味も染みている。
麺は極細、ストレート。
表面粗く芯は白濁、ぱつんとし
サクサクと歯が通る。
勢いよく、するるっと啜り込める小気味良さ。
量は100gほど。
スープはトンコツ醤油。
店の外にまで豚の香りが漂って来る。
たまらん匂いに滑らかな口当たり。
粘度は緩めも、旨味の成分は厚い。
蓮華を使い、ずるずるずるとかなりを飲んでしまう。
替玉はお奨めのバリカタで発注。
供されるまでに10秒ほど。
葱が足されているのも嬉しい。
量はやはり100gちょっとか。
噛み応えは僅かな差。
でも、歯に吸い付くように感じる。
勿論、今度は紅生姜を投入。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
このご時世、値上げはされているけれど、
800円で質・量共に満足。
幹となる、麺とスープがしっかりしていて
この価格なんだから言うことナシ。