本年3月の新規オープン以降、
夏の盛りになっても店前の行列は衰えを見せず。
まぁ『@蒲田』で食べているから
そんなに急ぐことはないだろうと思っていたら
ここ一~二ヶ月は、とりわけ開店前の並びはそれほどでもない様子。
10:50の店頭着で先待ちは二。
こりゃ~、待つでしょ。
が、それ以降は続々と人が着き、
開店時間には軽く十名を超えるくらいに。
そして、食べ終わって出る時分には
外の並びは二十人はおり。
なんだかんだいって、繁盛は変わらない。
店内は厨房を囲むL字型十五席のカウンター。
券売機は入り口左手。
食したのは、
チャーシューメン 中。
値段は1,000円。
プラチケを高台に置き、
暫く経ってから「お好みありますか」の声掛け。
麺硬めだけをお願いするが、
初回のロットではほぼほぼが同様のコールだったかと。
8分ほどの待ちで供された一杯。
スープの色味が見るからに濃そう。
チャーシューは大人の掌大のロース肉が三枚。
薫香が強い。
肌理細かい肉質で、厚みもあるのに
軟らか食感。
海苔三枚は極厚で黒々とし香りも良い。
ホウレン草一つまみはくったりと茹っている。
麺は中、やや細、平、縮れ。
一本は短め。
表面は滑らかで、ずるっと啜れ
もっちりな噛み応え。
硬めコールでも、芯までムラなく茹っている。
量は200gほどか。
「酒井製麺」の麺箱が厨房内に積まれている。
スープは野趣があり、醤油の鹹さと
豚骨+鶏ガラの、特に前者の旨味をしっかりと感じられるもの。
やっぱり{家系}はこうでなくっちゃと、
見本のような味わい。
中毒性の高いテイストで、
二口~三口と含んでしまうが、
意志のチカラでなんとか丼から唇を引き離す(笑)。
後で唇の周りがぺたぺたになった。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
この程度の待ちであれば、
時々は訪問したいのだが、
ご当地は{家系}の良店は多いので
迷ってしまう。