{G系}×{札幌ラーメン}のハイブリッドを標榜する
ユニークなお店。
このビルの六階。
前には小さめのA看板。
エレベータには、
五階~六階の移動は階段利用との案内。
その先には無骨な鉄扉。
店内は四席・四席・三席・二席のテーブルが。
12:10の入店で先客は一。その後、
食べ終わって出るまでの来客は二。
オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接。
会計はその場で現金払い。
店主のワンオペのようで、
厨房に入って調理中は、声掛けをしても出て来ない
(来られない)ので、注意が必要。
食したのは、
醤油ラーメン
2.東京 二郎系オーション太麺
野菜増し
値段は1,000円。
オーダーから10分の待ちで供された一杯は、
なるほど、{G系}の外観。
横から見た野菜の盛り上がりも
なかなかに雄渾。
削り節がたっぷり掛けられ、
不用意にふ~ふ~すると飛んでしまうので
気を付けないと。
野菜はモヤシ主体でキャベツも少々。
くたくたに茹でられ、ほくほく。
思いの外、量がある。
豚は大人の手の大きさ、8㎜厚のロース肉が一枚。
やわやわと軟らかく、大蒜醤油の味と鹹さが染みている。
特筆すべきは極太のメンマ。
節の部分はさすがにこりこりも、
それ以外は繊維がほろっと解れ
甘鹹い味も染み美味しい。
麺は中、やや細、平、ストレート。
エッヂが立った、濃い麦色。
表面は粗めでスープが良く絡み、
歯を立てればごわごわの食感で
なかなかに良く出来ている。
でも、芯まで綺麗に茹っているのは素晴らしい。
量は確かに200gほど。
スープは非乳化の豚醤油。
大蒜の味はデフォでついており、鹹め。
出汁と醤油が強めに主張し、
背徳感のある味わい。
表面を覆うたっぷりの油と背脂で、
最後まで熱々。
まぁ、過半を残しちゃうんだが。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
食べ終わるのに6分ほど。
組み合わせは9パターンあるわけだが、
次に食べるとしたら
塩×オーション太麺、か。
でも、この界隈も最近来られてないので、
課題店が山積みなのはなんとも歯がゆい。