今月中旬から、待望の《つけ麺》が供され出したと聞いている。
それもラーメン同様《清澄》と《清濁》の二種とのこと。
でもまぁこの暑さだから、やはりさっぱり系の前者から攻めるべし。
店内は厨房を囲むL字型九席のカウンター。
11:05の入店で先客は二。その後
食べ終わって出るまでの来客は六。
券売機は入り口左手。
食したのは、
清澄つけ麺。
値段は950円。
《つけ麺》は時間が掛かる旨も掲載されている。
食券を渡してから10分ほどで先に麺が
一拍遅れてつけ汁がカウンター越しに渡される。
麺は平皿に盛られているが、
どうやらこの皿、特注のよう。
つけ汁は清湯醤油。
表面に油が滴々と浮かぶ、淡い琥珀色。
醤油の鹹さがきりっと効いて、
出汁の旨味がするっと舌に当たる。
中には、オクラ、茄子、ズッキーニ、レタス、トマトと
夏野菜がたっぷり。
一つくにゅっとした口当たりのものが入ってたけど
あれは何だろう。
チャーシューはトランプ大のバラ肉が一枚とロース肉が二枚。
メンマは拍子木状でこりりとした歯触り。
麺は中、厚みある平、ストレート。
色味自体も黒っぽいし、更には茶色い粒子も散在する全粒粉。
表面はつるりんとし、滑らかな口当たり。
ずるっと啜れば、もっちりとした歯応え。
量は250gくらいはあるかな。
出汁が掛かっているとのことなので
最初はそのままを一掬い。
けど、さほど強い味ではなく。
次には添えられている塩を試してみるも
やや刺々しい味わい。
中途酢橘を振り搾る。
随分と大きく切られているのも
搾り易く切れ目が入っているのも嬉しい。
10㎝四方の海苔一枚は
厚みのあるもの。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
次回は勿論《清濁》で。