RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ランチョン@神保町:洋食/ビヤホール

交差点近くの有名店であり老舗。
恥ずかしながら、今まで入店したことはなく。

が、逆にコロナ下のイマイマなら、
申し訳ない言い様だが、絶好の機会?
さほど混んでないと思われるし。


当日は予約を入れての18時頃の訪問。
それでも全卓の七割ほどは埋まっており
人気の高さがうかがえる。


ビールは《アサヒ生(マルエフ)》を主体に五種ほど。
当然、全部を飲む腹積もり。

標題店は、その注ぎ方でも有名だから。


で、料理は・・・・、


アイスバイン

何を置いてもこれでしょ。
骨付き肉がど~んと。

煮込まれほろほろと軟らか、
毟り取るのに少々難儀はするけれど、
それを補って余りある満足感を得られる。

 

ザワークラウト

この手の店では、これだけを
別皿でたっぷり貰うのが習わし。

漬かりが浅めで、酸味は控えめ。
その分、旨味は強く。


《ソーセージ盛り合わせ》

色見がなんとも面白い。
緑色の一本は香草がたっぷり入っている。

それ以外も、皮はぱりぱり、中はジューシー。


《ベークドポテト》

大きく切られた芋がゴロゴロと。
ポテト好きには堪らん美味しさ。


《自慢メンチカツ》

日頃食べているモノの概念を大きく超えている。
面積も厚みも素晴らしい。

さくっとナイフを入れれば
肉汁が流れ出す。
絶妙の揚げ加減。


《オムレツ》

ホワイトソース仕立ては珍しいかも。
玉子の加減は当然とろとろで。

上に乗せられた海老はぷりぷり。

添えられたサラダは先の一品とは異なり
ポテトベース(メンチカツの時はマカロニ)。


ポークソテー

これも、厚みも大きさもたいしたもので。
すっとナイフが入り、焼き加減は上々。

豚の旨味もたいそうなもの。

付け合わせの彩も美しい。


《スパゲッティーナポリタン》

〆はやはりこれでしょ。

単純にケチャップだけで仕立てていないところが矜持か。

加えて、パスタはその食感からすると
どうやら茹で立て、ちゃんとアルデンテになっている。

道理で時間が掛かるハズ。


たっぷり呑んで食べて、
お代は一人七千円ほど。

評価は「ビストロ」基準の☆五点満点で☆☆☆☆。

極めて高い満足度。