RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

自家製麺 ロビンソン@虎ノ門 2021年12月10日(金)

本年10月中旬オープンの新店。

場所は細い道を挟んで【虎ノ門ヒルズビジネスタワー】の対面。
【B4出口】から直ぐの場所。

f:id:jyn1:20211212104322j:plain

店内は入り口左手に厨房に向いたストレート八席のカウンター。
右手にも小卓が幾つか置かれているけど、
そちらは待ちスペースかな。

11:10の入店で先客は三。その後
食べ終わって出るまでの来客は二。


券売機は入り口正面。

f:id:jyn1:20211212104333j:plain

食したのは、
中華そば大盛り。
値段は900円。

並盛と同料金も
券売機のボタンは異なっているので注意が必要。


食券を渡してから7分ほどで
随分と小振りな丼に入った一杯がカウンター越しに渡される。

「熱いですのでお気をつけて」とのことだったが、
いざもって見ると、「あちひ」との声を飲み込むほど
縁も熱々。

f:id:jyn1:20211212104041j:plain

濃い琥珀色で表面には透明の油が厚めに。


f:id:jyn1:20211212104052j:plain

チャーシューは折りたたまれているが
広げると大人の掌大。
厚みもそこそこあり。

低温調理のロース肉が二枚。
軟らかくすっと歯が通り、
芳ばしい香りがする。

なによりも脂が豊潤で美味しい。


f:id:jyn1:20211212104105j:plain

トランプ大の海苔が一枚。厚みあり。

小口切りの葱が少々。三つ葉も添えられている。


f:id:jyn1:20211212104116j:plain

メンマは穂先がたっぷりと。
細く割かれしゃくしゃく食感。

味付けも良い感じにこなれている。


f:id:jyn1:20211212104345j:plain

f:id:jyn1:20211212104359j:plain

麺を下から引っ張り上げると
天地返しみたいな様相に(笑)。

そこそこ、量が入っている証左だな。

中、やや細、捻じれで
表面はつるつる。

もちもちとした噛み応えに麦の香り。

量は公称300gとのことだが
するっと胃の腑に納まってしまう。


スープは鶏ガラに乾物魚介の醤油清湯。
厚めに張られた油の効果で熱々の状態が長く続く。

鶏と魚介と醤油と、何れもがでしゃばるでなく
バランスが良い。

深みのある旨味がじんわりじわりと広がって行く。
時として芳ばしささえ覚え、七割方を飲んでしまう。


f:id:jyn1:20211212104030j:plain

書かれている蘊蓄の通り、
手が掛かっていることを舌で了解する。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


夏になったら《つけ麺》を食べに来よう。
勿論、大盛りで。