RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

支那蕎麦 澤田@新宿御苑前 2021年5月1日(土)

3月中旬オープンの新店。

f:id:jyn1:20210502094355j:plain

住所を頼りに来てみれば、ここは嘗て
『しろ八』が在った場所。

  惜しい店が無くなったなぁ、と
思いながら、10:55の店頭着で
既に三人の並び。

が、その後
食べ終わって出るまでの来客は一で、
「御苑」が閉まっている影響があるのかしら。


店内は厨房を囲むL字型八席のカウンター。

券売機は入り口左手。

f:id:jyn1:20210502094306j:plain

食したのは、
支那蕎麦+味玉+替玉(0.5玉)。
値段は800+100+100で1,000円。


食券を渡してから10分ほどで
乳白色の丼に入った一杯がカウンター越しに渡される。

f:id:jyn1:20210502094205j:plain

バランスの良い盛り付け。


f:id:jyn1:20210502094254j:plain

チャーシューはトランプ大のロースとバラが各一枚。

前者は低温調理、後者は厚みあり。


f:id:jyn1:20210502094229j:plain

メンマは太い拍子木状が三本。
濃い色が付き胡麻油が香る。

すっと繊維に歯が通る。


f:id:jyn1:20210502094219j:plain

玉子は茹で加減が絶妙。

黄身も濃厚な上に染みた出汁の塩梅も素晴らしく、
直近食べた中では出色の出来。


f:id:jyn1:20210502094244j:plain

白髪葱が盛られ、その脇には
緑も鮮やかな青菜。


f:id:jyn1:20210502094412j:plain

麺は細、ストレート。
この手のスープを供する店には
もはや定番のタイプ。

表面は滑らかで啜り易く
芯にはコシ。
さくりと歯が通る。

量は120gちょっとあるだろうか。


スープの表面には油が張られ
その下の琥珀色が透明感があり美しい。

動物系+魚介系で、特に乾物と醤油とのバランス良し。

尖りや鹹味のない練れた枯れた旨味で
じわりじわりと舌に染みていく。

気温も高めの中、九割ほどを飲み干す。


f:id:jyn1:20210502094437j:plain

頃合いを見て声掛けすれば
替玉は青葱がトッピングされ
カエシが掛けられ供される。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


店頭の掲示にもあるように
ワンオペのため、目当てにしていた
《昆布水つけ麺》が出されていなかったのは残念だった。