とは言っても以前の訪問は二年半前、
『孫作@新橋』の時。
場所も変われば味の組み立ても変わるだろうし、
自分にとっては新店に近い位置づけかな。
場所はJRの高架下。
【はとバス東京営業所】のすぐそば。
店内は両の壁に向いた各四席のカウンター、
中央のテーブルは四席×二列の設え。
席間には衝立も、これが可動式なのが曲者。
指定された席は両側から押され
スペースが随分と狭くなっている。
おいおいこれじゃあ横幅のある自分にはきついでしょ、
気づかれないようじわじわと押し返して、食域を広げないと。
11:30の入店で先客は十一。その後、
食べ終わって出るまでの来客は十以上。
時には外に並びもできる繁盛振り。
券売機は入り口左手でタッチパネル式。
食したのは、
味玉つけ(並)。
値段は900円。
特に意識してなかったけど後で確認したら前回と同じメニュー。
16分ほど待って
麺とつけ汁が同時に供される。
麺は中、やや細、ストレート。
表面は軽く粗くエッヂが立っている。
そのままつるっと啜り歯を立てると、おや
随分と軟らかい。
芯までムラなく茹り、やわやわのもちもち。
それでも汁をきちんと拾うので具合は好い。
量は確かに300gほど。
つけ汁の表面にはたっぷり葱。
さらさらとして、鶏と豚の動物系と
野菜類の軟らかな甘み。
一口目から他とは一線を画す旨さが全開で
これは美味しいや、と独りごちる。
8㎝四方の海苔が一枚添えられている。
チャーシューは拍子木状に切られたものが数本。
軟らかく味の沁み具合も上々。
メンマも軟らか。軽く胡麻油が香る。
玉子は黄身の芯がとろりとする茹で加減。
濃厚で出汁も良く乗り移っている。
麺と具材を食べ終わった後はスープ割を所望。
綺麗に完飲する。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
中途、消費税のUpもあったのに
+50円の値上にとどめたのは優良。
接客も丁寧だし言うことなし。