RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

孫鈴舎(2)@東京 2020年10月24日(土)

とは言っても以前の訪問は二年半前、
『孫作@新橋』の時。

 場所も変われば味の組み立ても変わるだろうし、
自分にとっては新店に近い位置づけかな。

 

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場所はJRの高架下。
はとバス東京営業所】のすぐそば。

店内は両の壁に向いた各四席のカウンター、
中央のテーブルは四席×二列の設え。

席間には衝立も、これが可動式なのが曲者。
指定された席は両側から押され
スペースが随分と狭くなっている。

おいおいこれじゃあ横幅のある自分にはきついでしょ、
気づかれないようじわじわと押し返して、食域を広げないと。


11:30の入店で先客は十一。その後、
食べ終わって出るまでの来客は十以上。
時には外に並びもできる繁盛振り。


券売機は入り口左手でタッチパネル式。

食したのは、
味玉つけ(並)。
値段は900円。

特に意識してなかったけど後で確認したら前回と同じメニュー。


16分ほど待って
麺とつけ汁が同時に供される。

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麺は中、やや細、ストレート。
表面は軽く粗くエッヂが立っている。

そのままつるっと啜り歯を立てると、おや
随分と軟らかい。

芯までムラなく茹り、やわやわのもちもち。
それでも汁をきちんと拾うので具合は好い。

量は確かに300gほど。


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つけ汁の表面にはたっぷり葱。
さらさらとして、鶏と豚の動物系と
野菜類の軟らかな甘み。

一口目から他とは一線を画す旨さが全開で
これは美味しいや、と独りごちる。

8㎝四方の海苔が一枚添えられている。


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チャーシューは拍子木状に切られたものが数本。
軟らかく味の沁み具合も上々。

メンマも軟らか。軽く胡麻油が香る。


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玉子は黄身の芯がとろりとする茹で加減。
濃厚で出汁も良く乗り移っている。


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麺と具材を食べ終わった後はスープ割を所望。
綺麗に完飲する。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


中途、消費税のUpもあったのに
+50円の値上にとどめたのは優良。

接客も丁寧だし言うことなし。