RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

鮎ラーメン+@虎ノ門 2020年6月29日(火)

虎ノ門ヒルズビジネスタワー】内の
虎ノ門横丁」に6月11日にオープン。

時節柄、入口と出口は別になっているので注意が必要。
入口側にはサーモグラフィーと手指消毒用のアルコール。

入場制限もされるようで、自分の訪問時には
丁度350人がカウントされていた。

そのせいか、入って直ぐの右手に在る『勝本』ですら
数席の空き。

この時間帯でねぇ!と驚くと共に、
暫らくは穴場かもしれない。

 

f:id:jyn1:20200701074914j:plain

標題店はその昔、
近場に『リュウキュウアーユー食べる会』を出店したけど行けずじまい。
二子玉川】の店は何時も行列だし。

行き易い場所に来てくれたのは勿怪の幸い。


店は厨房に向いた九席のカウンターに
立ち食いスペースもあるのかな。

13時丁度の着で先客は八。空いている一席に通される。
その後、食べ終わって出るまでの来客は三。


オーダーは各所に置かれたメニューを見ながら直接。
会計は食後にカウンターの端で。

f:id:jyn1:20200701075101j:plain

食したのは、
鮎涼ラーメン+大盛。
値段は1,320+110で1,430円。

オーダーから7分ほどで折敷の上に一式がセットされ供される。
同時に店員さんからは食べ方の説明も。

 

f:id:jyn1:20200701075148j:plain

なんといっても目立つのは鮎。

 

f:id:jyn1:20200701074953j:plain

開いて一夜干しにしたものをさっと炙り
形を整えて出される。

身はほくほく。大きな骨は除いてあるので
頭からがぶりと、尻尾の先まで綺麗に食べられる。

一方で、肝の野趣には欠けるかも。

お約束の蓼もきちんと添えられ、
こちらもそれほどに苦みはない。

 

f:id:jyn1:20200701074933j:plain

麺は中、やや細、縮れ。
一本はさほど長くはない。

表面つるつるで、歯を立てればしこしこ。
量は200gちょっとあるかしら。

 

f:id:jyn1:20200701075115j:plain

つけ汁は鮎の煮凝り。表面には山椒。
最初はちょっとだけ、次にたっぷり纏わせて麺を啜れば
官能的な美味しさ。

f:id:jyn1:20200701075032j:plain

半分ほどはそのまま、次に鮎出汁を入れ粘度を弱めて。
つけ汁っぽくはなっても、旨味は却って強くなる面白さ。

 

f:id:jyn1:20200701075018j:plain

麺を食べ終わったら、鮎ふりかけの掛かったご飯に取り掛かる。
最初はそのまま、中途からやはり鮎出汁を注ぎお茶漬け風にして完食。

 

f:id:jyn1:20200701075128j:plain

赤蕪の漬物はかなりの酸味。
良い口直しに。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


値段もイイけど満足度も高い鮎尽くし。

ちょっと涼しくなったら
《鮎〇ゴトラーメン》を食べに来よう。

ayuramen.jp