RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

もつ福(3)@新橋:もつ鍋

所用で出かけた折に、思い立って知人に連絡を入れると
たまたま近くに居ると言う。
何たる僥倖。

緊急事態宣言も解除され、
店もゆるゆると営業を再開しているようだし、
ちょっと一杯ひっかけるのはどうかな?


店の前には消毒用のアルコール液。

中に入れば検温と手指の消毒を再度。
随分と念が入っている。

広い店内に店員さんは二人だけ。
どうりで訪いを告げても、なかなか出て来なかった道理。

結局、店を出るまで他の来客は来ず貸し切り状態。


店舗側も運営に苦慮しているらしく、
一時間飲み放題で税別千円以下のプランを提示
(二時間では千五百円)。
界隈では嘗てない安さ。

当然のことながらそれをお願いし、
ささっと食べて最後は鍋で〆ようか。

 

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《お通し》の漬物。

塩分が強すぎず良い感じ。

 

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《大蒜丸焼き》

ほくほくした口当たり。
火の通し方のせいか、臭いも気にならない。

 

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《胡瓜の叩き》

夏にはやっぱり、これでしょ。
季節柄水分たっぷりなのに、旨味も溢れる。

塩昆布を始めとして塩分も強くなく食べ易い。

 

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《モツ焼き》

野菜の彩も美しいし、モツの量が多い。
勿論、種類もね。

野菜:モツ=1:1の比率になってるんじゃ。


他の客はいないので、三密の可能性は低いけど
予定通り、早めに鍋に移行する。

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《博多明太もつ鍋》

これで二人前。

明太子の量が多い多い。
上に乗っている、色が薄いものは、煮える迄のおつまみ用で
そのままお食べ下さい、と。

で、こっちもモツの量が凄いのよね。
サービスかしら。

 

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最後は《ちゃんぽん一人前》で〆。

砂時計が落ちるまで、ちゃんと茹でたものの
ごわごわした格闘感のある歯応え。


払いは合わせて9.4千円と
なかなかにリーズナブル。


《出汁巻玉子》が無かったのは残念だけど、
そこそこ満足して店を出る。

チェーンでもなくなっている店があることを思うと、
少しでも多く生き残って頂きたい。
まだまだ飲食店にとっては冬の時代だし。

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