RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

イレブンフーズ 源流(2)@新馬場 2020年5月8日(金)

六年ぶり二度目の訪問。

jyn1.hatenadiary.com

 場所は【元なぎさ通り】を挟んで【品川警察】斜向かい角。

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店内は厨房に向いた四席、窓に向いた五席のカウンター、
二人掛けのターブルが二卓、四人掛けが一卓。

11:00の入店で先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客は五。
もっともこの店は暖簾が出されるのが早いので、
この時点でも食券に刻印された番号は「15」。

出入口は別になっており、入り口の自動ドアは開けっ放し。
来客も少ないので、皆、間隔をおいて座っている。


券売機は入り口正面。
苦手のタッチパネル式。

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食したのは、
チャーシューメン並盛(麺増量)。
値段は1,100円。

先ずは平日ランチタイム無料のライスor麺増量を選択し、
本メニュー~トッピング、更にはお好み指定と進んで行く。

結果、吐き出された食券はこんな具合で。

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口頭で注文をし、会計は吊るされた笊に投入、
お釣りは勝手に持って行くとの、旧店のアバウトさが
妙に懐かしかったり。


着席から12分ほどで
「15番の方」の声と共にカウンター上に置かれた一杯。

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丼が小さいせいか、妙にこじんまりと纏っている。

 

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木耳が一掴み。ややもそもそした口当たり。

軟らかい若布からは潮の香り。

8㎝四方の海苔一枚は薄いものの香りが良い。

 

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チャーシューは大人の掌大、1㎝厚が四枚。
箸で持ち上げるとはらりと解れるほどふわとろ。

 

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麺は中、厚みある平、ストレート。
表面滑らかで{家系}っぽい外観。でも一本はそこまで短くない。

つるっと啜れ、もちりとした噛み応え。
芯には軽くぽくっとした感じがある。

量は200gほどか。


スープは大蒜が軽く香る、豚骨+豚+野菜+乾物の塩味。

旨味そのものは重層的でコクがたっぷりも、先ず舌に乗るのは
塩のしょっぱさで脳天を衝くほど。

『二郎』の醤油とはある意味対極の鹹さ。
科学のチカラの感じ方は共通なれど。

たっぷり仕込まれたざく切りの生玉葱を追いながら
数口を含むも、過半は残してしまう。

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評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


昔は《大盛チャシウ》が個人的定番も、
時間を見計らわないとありつけない一杯だったことを考えると、
おそらくいつ行って食べられる標題店は
それなりに重宝な存在なのだろう。