RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

大勝軒@武蔵小山 2011年4月15日(金)

都内でラーメンを食べるのは、
実に一ヶ月半ぶりのこと。

特に「自粛」していたわけではなく、
単純に外に出る機会が無かった。

なんだか久しぶりのことなので、
ワクワクしながら駅前のロータリー先の細い道を
【不動前】方面にに向かう。
どん詰まりのT字路を左折すれば、
程無く店は見えてくる。

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軒先の券売機で食券を購入し、
引き戸を開けて入店。

食したのは、もりチャーシュー。
値段は1,000円。

13時半頃に入店。
店内は入り口付近に
六人掛けのストーレートのカウンター。
四席までが埋まっている。
奥には調理場と四人掛けのテーブル席が三卓。
此処にも四人ほどが着席で、
まずまずの埋まり具合。

でも、その後の来客は無く。
自分が、おそらくはランチタイム最後の客。

カウンターの空き席に腰を下ろし、食券を渡し、
ふと前を見ると、硝子越に製麺機が見える。
凝った内装だな。

ややあって供された一品は・・・・、
「?!」。
つけ汁が黒い!!
あと、鳴門は何処へ?
食べ慣れた『大勝軒』のそれとは、
かなりかけ離れたビジュアル。

ええい、ままよ。
先ずは一口入れてから、と
徐に食べ始める。


麺は中ストレート。若干細目か。
麦の香り。
断面が真円の麺は、外見は
まるっきりパスタのそれ。
ただ、表面は艶々。
茹で加減は軟らかめ。
噛み切る時に、僅かに抵抗を感じる。
相当に啜り易い。
量はまずまず。

つけ汁は醤油。濃い黒色。
動物+魚介の香りもするが、あくまでも仄か。
サラサラしているので、麺との絡みはあまり良くなく、
どっぷりと浸して頂く。
醤油の味が濃いが、尖ってはいない。
甘酸は抑え目。
しかし、この色は。うむう。

中には、チャーシュー、メンマ、味玉、海苔。

チャーシューは5×15cm、5mm厚が二枚。
これも濃い味付け。芳ばしさが漂って来る。
程好い噛み心地。

メンマも濃い色と味付け。
軟らかいし、上々の処理。

玉子は半分。カチカチに茹で上がっている。

海苔は花札大が一枚。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。

全体的に悪くないのだが、
つけ汁には、あっさりと予想を裏切られ、
最後迄馴染めなかった。

チャーシューも確かに良いのだが、
若干C/Pの悪さを感じてしまう。