RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

イレブンフーズ 源流@新馬場 2014年3月22日(土)

今月出来立ての新店。とは言っても、本店は至近。
これだけ近くて、両方成立するのかいなと、余計な心配。

でも本店の営業時間とは、コアタイムは共通も
開始終了がずれているしな、と
独りごちながら店の前に立ったのが、看板に近い
17:20。

店の中を覗き込むと、げ!結構混んでいる!!

店内は厨房に向いた四席と、窓に向いた五席のカウンター、
それに四人掛けのテーブルが二卓。

ひいふうみ、と人数を数えると先客は十一。
カウンターに僅かに空き席が有る程度。
完全に計算外だった。
ただ、その後の来客は二人と、
ま、時間なりの人数。


場所は【元なぎさ通り】沿い。
【品川警察】の斜向かい。

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写真の向かって左側が入口で右側が出口。

券売機は入口の正面。
タッチパネル式に音声ガイドまで付き、
驚愕の進歩具合。

逆に、支払いまでローテクだった
本店の体制が人情味に溢れて、妙に懐かしかったりもする。


食したのは、
つけ麺 大盛+味付玉子。
値段は900+100で1,000円。

ちなみに、並盛は800円。

全てを選択し終わり、券売機に紙幣を挿入すると
食券が発行される。

イメージ 2


印字されている番号で呼ばれるので
いそいそとカウンターまで取りに行く
セルフサービス方式。

面倒なので、厨房前のカウンター、
給水機の傍に陣取る。

こちらでも、おしぼりが常備されており、
それも手を伸ばせば届くしな。

ややあって「165番の方~」と呼ばれ、
「は~い」と返事をしつつ、しかし座ったまま手を伸ばす。
頗る便利な場所だ。


イメージ 3


つけ汁は懐かしいビジュアル。
薄く白濁した中に大きなザク切りの玉葱が
大量に浮かんでいる。

しかし、肝心の、お目当てのチャーシューが見当たらない。

丼の中を箸で探って見ると・・・・、

イメージ 4


あった、あった。最早原型を留めていない。
持ち上げると、脂肪がはらはらと崩れ落ちる。
多分、元の大きさは、大人の掌大、1cm厚。
何とか掴み、くちに入れると、ああ、懐かしい食感。

つけ汁の味も懐かしい。
下手(げて)が香る。
豚骨ベースに、時として大蒜、時として胡麻油(具材投入後)、
そして(つけ麺仕様だろう)魚粉の味が素早く舌の上を駆け抜ける。
素晴しい。


イメージ 5


麺は中縮れ。
かなり黄身掛かっている。
「普通」でオーダーしたにも拘わらず、
茹で加減は硬め。
しっかりとコシ、芯を感じ、食べ応えあり。
ただ、一本が短いので、啜り込む醍醐味には欠ける。
量は300g以上ありそうで、お腹が十分に膨れた。


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それ以外の具材はお馴染みの
木耳、若布と海苔。

やはりこれがたっぷり入ってないと
『イレブン』じゃあないよね。

海苔はトランプ大で大きくはないが、
厚みのある、目の詰まった良品。


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トッピングの玉子は硬めの茹で加減。
色もしっかりと付き、黄身は濃厚な旨さ


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。

う~ん。かなりジャンクだけど、
やっぱり好きだわこの味。