RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ラーメン髭(5)@平和島 2020年4月8日(水)

十数年ぶりの標題店。

開店したての頃に立て続けに複数回行って、
以降はとんとご無沙汰だった。

だって、あっという間に行列店になってしまったものだから、
並ぶのが苦手な自分には
随分と敷居が高い。

でも、このタイミングならね、大丈夫でしょ。


店舗は【環七通り】沿い。【第一京浜】との交差点から
150mほど【大井ふ頭】寄り。

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店内は厨房に向いた八席のカウンター。

11:30の入店で先客は一。その後
食べ終わって出るまでの来客は三で
目論み通り隣の客とは椅子を一つ以上挟んで座れる空き具合。


券売機は入り口左手。

食したのは、
油そば(汁なし)。
値段は900円。


食券を渡してから8分ほどで
手を向けながらの「ニンニクは?」の発声に、
「そのままで」お願いする。

大き目の丼に入った一杯が
カウンターの上に置かれる。

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(写真の写り方がちょっと変)

事前に野菜増し申請をしなかったので
盛りはこんなものか。

 

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(これも写り方が変だな)

チャーシューはほぐし。
以前はもっとごろんとしていた記憶。

 

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中央には卵黄。

野菜はモヤシ主体にキャベツが少々。
そこそこしゃき感の残る茹で加減。


全体量がそれほどでもないので
一気呵成に天地を返す。

 

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麺は中、やや細、厚みある平、軽く捻じれ。
そして一本がむちゃくちゃ長く、ずるっと啜るのは
とてもとてもムリ。
なので箸を駆使し、口の中に押し込む様に、
いっぱいになったところでおもむろに咀嚼する。

表面でろ気味で芯まで良く茹り、
ぐみっと歯を立てもごもごと噛み締めれば
口中が麦の旨味で満たされる。

激熱ではないので食べ易く、
無茶無茶幸せを感じる瞬間。


味付けはたっぷり背脂に醤油のカエシ。

麺と野菜を食べるには最適な
しょっぱウマさ。

尖りのない鹹さが舌にびんびん響き、
これは直接飲んだら凄くカラダに悪そう。

途中、ミルに入った黒胡椒を挽いて味変。
ピリ辛が足され、更に乙な感じに。

 

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汁は多めに入っていたようで
麺と具材を食べ切ってもかなり残る。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


いや~美味しかった。十年以上を経て
事業継続出来ているのが納得の一杯。

店は古びて、オヤジさんも歳をとったけど(人の事は言えんが・・・・)、
まだまだ頑張って頂きたい。