【神保町交差点】に出現した{G系}の黄色い看板。
この店の跡地との認識。
個人的には唐突感ありまくりだけど
出来てからもう半年も経ってるのね。
その割にはレビューがあまり上がってないかも。
店内は厨房を囲むL字型十二席のカウンター。
11:30の入店で先客は五。その後
食べ終わって出るまでの来客は七となかなかの繁盛。
券売機は入り口右手。
食したのは、
油そば。
値段は800円。
食券を渡すとすぐさまトッピング確認。
野菜マシだけをお願いすると重ねて「ニンニク入れますか?」と。
入れた方が美味しいのは判っているけど、午後の仕事を考えると
回避するしか選択肢はなしで。
食券を渡してから7分ほどで
野菜が綺麗に盛り上がった一杯が
カウンター越しに渡される。
いいね、これ。
片側から見るとモヤシ主体。
反対側はキャベツもチラ見え。
溶けるチーズが掛かりバナーで炙られている。
それを頼りにわしわしと食べ始める。
かなりくた気味なので、思いの外量がある。
温かい程度なので口中を火傷する心配もなく、
一気に七割ほどを食べ進め、天地を返す。
麺は中、やや太、平、縮れ。
ちょっとぴろぴろ感があり、芯までムラなく綺麗に茹り軟らかめ。
歯を押し返す強靭さはないので、麦を食べている満足感には欠けるかも。
量は表示通り250gほど。
味付けは豚出汁と醤油と油のバランスが取れている。
鹹さもきつくないし、さくさくと食べ進め、
麺が無くなっても底にはタレがちょっとだけ残る程度。
意外と振り切れてないなぁと思っていたら、
後で喉が渇き頭も痺れる。
なんだかんだ言って醤油と科学の力はたっぷり使われていたんだなぁ。
店のウリの豚は随分とでかい。
200mlのブリックパックほどはある。
脂肪もたっぷりついてはいるが、見た目ほどしつこくはない。
繊維がほろほろ解れる軟らかさ、味も良く沁みている。
解した肉が添えられているのも嬉しい。
これも野菜を食べる際には最適で。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
サービス度がたっぷり漂う一杯。
でもこの激戦区では、これくらいしないと生き残れないのだろうなぁ。