RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ラーメン二郎 上野毛店@上野毛 2016年10月28日(金)

『二郎』巡礼の旅をしている訳ではない。

今日の東京は昼頃から
氷雨か、と感じる冷たい雨。

昼頃の気温も十℃で、真冬かよっ。
でも絶好の汁モノ日和。


オマケに標題店、その最寄駅から
行くことは無いかもと思っていたところ
よくよく調べると出先予定の場所からさほど遠くない。

この雨なら並びもないんじゃないか。


【正面口改札】に出てすぐ右に。
最初の交差点を左に入って直ぐ。

信号待ちの時から、最早良い香りが漂って来る。

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13:20の着。

店の前では男性が一人煙草を吸っている。

店内は厨房を囲むL字型十一席のカウンター。

券売機は入り口左手。
その横には給水機。

中に入り食券を買うと
店員さんが中ほどの一席を指し示す。

おお、一席空いてたんだ。ラッキー。


その後も一人が出れば一人が来店。
三人出れば、ぱらぱらと三人が入ってくるといった具合で
常に満席。
並びはできないのに不思議だ。
示し合わせて動いてるとしか思えんぞ。


食したのは、
小ぶた入り。
値段は800円。


食券を渡してから十二分と随分と経って
「正面の方」と声が掛かる。

「野菜マシ、ニンニク抜き」でお願いする。


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おお、野菜がタワーの様に盛り上がっている。
ほぼほぼモヤシだがキャベツもちょっぴり。

何れもくったりとし熱々。

上の方からわしわしと食べ進むと
仄かにカエシの味がする。

半分くらい食べ進んだところで
今度はスープに漬して頂く。
やっぱりこっちの方が美味いな。

でも溢れそうで、なかなかどっぷりとは
漬けられない。

野菜をひとしきり食べたところで天地を返す。
見掛けよりも多くなかったのは、
その下の麺がたっぷりだったから。


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麺は中、平、僅かにカール。
見るからにくったりとして軟らかそう。

淡い麦色がやわやわとし、
つるっと啜れ、舌で押し潰せるくらい。

量は茹で前で250gくらいの体感。
でも、多く感じるのは、たっぷり水分を吸っているからかも。

道理で多くの人が食券を渡す時に「カタメ」コールをしていた。


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豚は野菜の回りに
襟巻きの様に置かれている。

一纏めにすると大人の握り拳1.5個分はありそう。

カタチは保っており、箸でも持ち上げられるのに
やんわりと噛み切れ、口の中でほろりと解けて行く。

豚らしい旨味もちゃんとあり、
しかし脂がやや強く強く残っているので
最後の方はちょっときつかった。

でも、足りなく感じるのはイヤだしなぁ・・・・。

麺を大にした方が良かったかもしれない。
満腹度はそれほどでもなかったから。


スープは豚骨醤油。

表面には厚い透明な油の層。
下には濃い琥珀色。

しかし、その色の濃さの割りには
醤油の鹹さはそれほどでもなく
豚骨の旨味がしっかりする。

それに結構熱いかも。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


この寒さなのに《つけ麺》のオーダーがかなりあった(ヒトのことは言えんが)。
是非、試してみたいと思われ。