RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

横浜ラーメン 増田家@海浜幕張 2019年10月15日(火)

同駅が生活圏の人には失礼な言い方だけど
ことラーメン屋さんについては不毛の街。

チェーン店や系列店でも、やや冴えない空気が満ちている。

jyn1.hatenadiary.com

 標題店も、四年前に食べた《つけ麺》は
『たかし屋』@大門と、まるっきり同じフォーマットだったことに驚いた記憶。

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 ところが、がっつり系のメニューが加わったと
あるブロガーさんが書いているのを近々で目にする。

これは期待できるんじゃないか。


11:55の店着。

外に置かれている看板に目が留まる。

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ははぁ、これかぁ。
これも一種、フォーマットだよね。

中身の予想は概ね付くけれど、折角だからと足を踏み入れる。

先客は五、その後
食べ終わって出るまでの来客は十。


オーダーは壁に貼られたメニューを見ながら直接。

会計は食後に、渡された伝票を持ち、入り口前のレジで。

食したのは、
角ふじ麺 並。
値段は830円。

「野菜増し無料」と書かれているので
発注時にお願いする。


6分ほどで銀の盆に乗った大き目の丼に入った
雄渾な一杯が供される。

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野菜の盛り上げ方が美しい。

それにしても頂点の塊は微塵切りの大蒜か?

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たぶん野菜を除ける用に出された小鉢に
大蒜をまるっと移し置く。

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凄い量だ。マシくらいは軽くある。
これはちょっと食べるわけにはいかんなぁ。

 

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野菜はモヤシ主体にキャベツもそこそこ。
かなりしゃきしゃきで熱々。

蓮華でスープを上から回し掛け、七割ほどをそのまま頂く。

 

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チャーシューは大人の掌大、5㎜厚のバラ巻が一枚。
表面が炙られかりかりと香ばしい。


くるっと天地を返すと思いの外、華奢な麺が姿を現す。

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中、やや太、厚みの無い平、軽く捻じれ。
麦の密度は軽くすっと歯が通り格闘感は弱め。

口一杯に頬張っても、噛み締める旨味はない。

量は200gを超えている。

 

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スープは乳化した豚骨醤油。
ガツンと来る強さは無く、醤油の鹹さやジャンクさは控え目。

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背脂が驚くほどたっぷり投入されている。
一掬い口に入れると、あんまい。

でもカラダの事を考え、過半を残してしまう。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


実はこういった変化球よりも
正当な{家系}が一番良いのかも、と
思ったりもする。