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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

玉ノ井哲哉個展「夢を見ない夜、、、」 @MORI YU GALLERY TOKYO 2009年6月27日(土)

好ましい作品の展示を、最近立て続けにやってくれる、
神楽坂のこのギャラリー
これとか
これね。

今回の展示はこれ

イメージ 1
しかも、ギャラリー周辺に、こんな案内チラシも貼ってあるし。
初めてだよ、こんなこと。

お菓子をモチーフに作られた様々な器具と子供。
例えば、ビスケットのチェーンソー、チョコレートの電気椅子
チェーンソーを振り回して、(多分)誰かを殺害した後だろうか?
または、何かの罪を犯して、電気椅子で刑死した直後だろうか?
血飛沫や血の涙の替わりに飛び散るのはチョコレート。
一歩間違えば凄惨な光景が、何とも可愛いものに変化してしまっている
(ただ、ある種の薄気味悪さはあるけどね)。

展示されているいるのは、そういった写真と、撮影に使用された器具の数々。
合成は一切無しとのことで、実際にこんな大きなチョコレート(のオブジェ)を
作成するだけでも一苦労だったのでは?実際の子供と同じくらいの大きさだもの。
裏側に回ってみたら、パッケージの紙の印刷(成分とか商品名とか
製造者とか)もキチンと作成されていた。しかもユーモラスに。

また、モデルの女の子が可愛い。
かなりの力技が必要と思うが、是非続けて欲しい、このシリーズ。