RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

驚異の部屋-京都大学ヴァージョン-@JPタワー 2013年12月22日(日)

【JPタワー】の2~3階に「ギャラリー」と表示されている施設があることを、
ついぞ知らなかった。

そこには自分も何度か訪問した【東京大学総合研究博物館】の分館が在り、
本館に負けず劣らずの物量が展示されている。

11月1日(金)~来年5月25日(日)までは
京都大学総合博物館】とのコラボ企画が開催中、
東西の博物が融合し、更に素晴らしい展示内容となっている。

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とは言っても、客層はと見れば、
買い物のついでにふらりと立ち寄ったおぼしき人達や
置かれているソファに漫然と座っている人も多く、
中には子供連れで、本展が目的の人もいる様だが、
自分みたいに、この為だけに来る人間は
ごくまれだろうなぁ。
それは、聴くとはなしに入って来る、
周囲の会話からも明らかだし。


さて、展示はと言えば、
2階は骨格標本が、
3階は剥製標本が主体。

その間に、機械やら、器具やら、鉱物標本など雑多な文物が
それこそ雑然と置かれ、一見して何の脈絡も無い様だ。

去り際の多くの人が、そんな感想を漏らしているのを耳にする。


でも多分、それで良いのだ、
これ自体が、一種の博物誌であるのだから。

おそらく人間のアタマの中だって、
一見関係の無いものが近接して在り、
都度都度、その中から関連する情報を
結びつけて処理しているのだろうから。