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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

楽旬堂 座唯杏@池袋:居酒屋(ちょっと高級)

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ここも『dancyu』でおなじみの店。
居酒屋紹介でも、料理紹介でも、頻繁に掲載されている。
「ざいあん」と読む。
別館も近所にあるので(しかもどちらも地下だし)、予約や訪問時には注意が必要。

場所的には東池袋で高速の傍だし(池袋のハズレということ)、
価格の設定も少々高めだから、学生は来ないだろう、落ち着いて呑めるだろう
との想定だったが、騒がしいサラリーマンまでは、どうにもねえ
(自分達も、そうだって?)。

地下1階にある店だが、中は以外と広い空間。
カウンターとテーブル席で、40人程度は入るのだろうか。
行った日も盛況で、八分の入り。
テーブル席は、ほぼ埋まっていた。

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ぐるなび』のクーポンを持参すると、こんな食前酒が出される。
微発泡の日本酒に果汁を加えたもの。さっぱりして食欲増進には最適。

あと、食べ物も勿論だが、ビールの値付けは評価できる。
《エビスの中ジョッキ》が680円。ジョッキの容量も、
全くもって中の大きさ。これは満足。

1~3名用のハーフポーションが用意されているメニューもあり、
特に何も言わなければ、卓の人数を見ながら供されるようだ。

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《シーザーサラダ》
ドレッシングの味が濃い。家でもアンチョビーを使って時々作るが、
なかなかこうはいかない。多分、使っている(野菜は勿論だが)玉子・チーズが
キチンとしたものなのだろう。

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《アスパラの天麩羅》
塩を振って、熱々を頂く。噛んだ時の歯応えあるのだが、後はジューシーで
軟らかい。

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クリームチーズの粕漬け》
若干甘め。量がもう少し多いと良いなあ。


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《鰹のタタキ》
厚く切った鰹。火も十分に通されていて、白変している部分が多い。
その分歯応えに変化が感じられて良い。

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《出汁巻き玉子》
でかい。意図的に普通版をオーダーしたが、それにしても。
中には蕨の漬物?が入っている。

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レバーペースト
苦味がたまらん大人の味。脇にあるのは車麩を揚げたもの。
麩の柔らかさがまだ残っており、若干の甘みを感じる。
これにペーストを乗せて食べると・・・・、旨いなぁ。
ビールがすすむ。

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《豚角煮》
じゃが芋は面取りをして、表面を固めてから煮込んである。
胡麻が乗っている黄色い物体は、玉子の黄身だけを取り出して煮たモノ。
豚角も脂がたっぷりと付き、軟らかい。
全体に、濃い、甘辛い味付け。

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《イタリア蒸し》
おお!茶碗蒸しだ。中にはペンネとカマンベールが入っている。
洋風の趣きだが、なんとなく和のテイストを感じるのは、出汁のせい?

料理については、先にも書いたけど申し分無し。
多少高いと感じないこともないが、素材と量を考慮すれば肯ける。
ぐるなび』による平均単価が4,500円。
三人で飲み食いして14,000円だから、ま、悪くない客?我々は。
まだまだ食べてみたい料理も、メニューには載っていたし・・・・。

ただ、サービスがねぇ。
オーダーの通し忘れが二回あった。
無茶混みではないし、二時間の滞在時間で、これは多くね?
ましてや、マスコミにも頻繁に登場する店であれば
(別館もできているから繁盛店なんだろうし)、
屹立してキチンとして頂きたいものだ。