RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

荻窪中華そば 春木屋(2)@ラゾーナ川崎 2022年6月18日(土)

《つけ麺》は「@中目黒」で一度食べているので、
今日は未食の《油そば》を所望。

10:40とまだ時間も早いので
フードコート内もたいした混雑にはなっていない。


値段は840円。


4番のベルを渡される。


5分ほどで鳴動、取りに行く。

ふむふむ、写真見本通りの盛り付けだ。


チャーシューは大人の掌大の厚みもあるロース肉を
拍子木状に切り揃えたもの。
撹拌する間に、ほろほろと崩れてしまうほど軟らか。

粗く刻まれた海苔が一掴み。
黒々として美しい。


メンマも量が多い。

葱も一掴み。


汁は結構多めに入っているようだが、
先ずは撹拌撹拌。

元々白かった麺が
次第に茶色く染まって行く。

やや細、軽くカール。
もっちりな噛み応え。

量は150gほどかな。


味付けはカエシと油だが、
胡麻油も軽く香る。

素材由来の軽い酸味に
油が強いのでまったりとしたコク。

ただシンプルな味付けだけに味変は必須も、
調味料は配膳される所迄取りに行く必要があるので
少々辛いなぁ。

なので最後の方はやや飽きが来る。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


汁モノは量を食べても、倦むことが無いのにね。
何とも不思議だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

らあめん花月嵐@大森(5) 2022年6月17日(金)

今回の限定は『長尾中華そば』とのことで
以前に@小川町で食べたものとは異なるメニューならばと
考えていた。

熱い汁モノではあるけれど、
今日の東京は昨日同様、
天気予報に反して陽射しが無く、
さほどの暑さではなし。
もっとも、むしっとはしているけど。


11:15の入店で先客は一。
その後、食べ終わって出るまでの来客は三。

食したのは、
津軽濃厚煮干し 長尾中華そば~ごぐにぼ~。
値段は950円。

例によって大盛は不可。

アプリのクーポンを提示し、
味玉をお願いする。


食券を渡してから7分ほどの待ちで供された一杯。

煮干しの香りが強烈に立ち上がる。


チャーシューは子供の掌大のロースが一枚、
トランプ大のバラが一枚。
何れも薄め。

チャーシュー麺》にすると、
値段がぐっと上がるのよね。


葱はたっぷり盛られている。


メンマは濃い色付き。
しゃくしゃくした歯応え。


麺は特色あるなぁ。
中、やや細、ストレート。
表面やや粗。

もっちりした噛み応え。
鹹水不使用とのことで
やはり饂飩に近い食感。
勿論、小麦の種類にもよるだろうけど。

量は150gほどか。


スープは煮干しの味もしっかり。
粘度もそこそこあり、濃厚。
が、後味は思いの外すっきりで
すいすいと飲めてしまう。

塩分を気にしながら、
八割ほどを頂く。


味玉は何時もながらの
安定の出来。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

 

「津軽濃厚煮干 長尾中華そば〜ごぐにぼ〜」発売決定|花月嵐の期間限定ラーメンのお知らせ

時節柄、次回は熱くない一杯の限定を所望。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中華そば専門店 たきちゃん@虎ノ門 2022年6月16日(木)

『てんせんめん』の跡地に、本年4月にオープンした

所謂{ちゃん系}のお店。

ホントは『ロビンソン』の《つけ麺》を狙っていたのだが、
既に長蛇の列に慄き、対面地階の標題店へ。

天気予報とは異なり
思いの外涼しいし、熱い汁モノもやむなしと券売機を見れば、

おおっつ!《もり中華》がメニューに追加になっている!!
素晴らしいぞ。


店内は厨房を囲むL字型十二席のカウンター、
二人掛けのテーブルが一卓、
四人掛けが三卓。

11:10の入店で先客は二。
その後、食べ終わって出るまでの来客は三。


券売機は店の外、向かって右側。

食したのは、
もり中華。
値段は1,000円。


食券を渡してから5分ほどで
先につけ汁が、一拍遅れて麺が供された。

つけ汁の器には、受け皿が付いている。


麺は中、やや細、平、ストレート。
綺麗に折り畳まれている。
水で〆られ、きらきらと輝く。

一本はかなり長め。
つるっと啜れば、表面はつるつる、そして
しこっとした噛み応え。

喉越しも心地良い。

量は250gはありそう。


つけ汁は、サーブの中途で
最早決壊してるし(笑)。

表面をくすんだ油が厚く覆う。

麺をちょん漬けして啜ると、
うむう、やはりこれでは味がほとんどしない。

なので、どっぷりと浸して食べれば、
豚骨の旨味と醤油の鹹味が合わさり、
懐かしい《中華そば》の趣き。

それでも、結構しょっぱいので、
過半を残してしまう。

こうしてみると、濃い琥珀色が良く分かる。


ウリのチャーシューは、
大きさも厚さもまちまちで四枚。

締まった赤身のしっかり歯応え。
甘辛い味も染み、表面はかりっと芳ばしい。


メンマは細目でこりこり食感。

その下には、モヤシとキャベツも潜んでおり。
これが汁に合うんだなぁ。


玉子は硬茹でが一個。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


もはや、安定の味と言っても良いか。

美味しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

丸直(9)@新馬場 2022年6月13日(月)

課題の《混ぜそば》類で、
唯一残っている一杯を食べに。

辛味が先に立つことあり、
どうしても優先度は低め。

11:30の入店でイの一番。
その後、食べ終わって出るまでの来客は五。


券売機は入り口左手。

食したのは、
汁なし担々麺。
値段は930円。


食券を渡してから
10分ほどの待ちで供された一杯。

全面を具材が覆っているのは嬉しいが、
脇からチラ見えする汁が、随分と赤い。

それでも、立ち上がる花椒の香りが鼻を刺激し
食欲をそそる。


手前には細かく挽かれた豚肉。
その脇にはたっぷり青葱。


ささがきの白葱。干し海老もトッピングされている。
ピーナッツの砕き方は粗目。白胡麻はたっぷり。


水菜は一掴み。
緑色が鮮やか。


普段であれば、混ぜ合わせた後で麺の写真を撮るのだが、
食べられないほど辛かったらどうしよう、
(受けてくれるかは判らないが)辛さ控え目をリクエストすれば良かったか?
などの邪心がよぎり、ついぞ忘れてしまう。


麺は#12と表示されている通り、
中、ストレートでもちもちの噛み応え。

量は確かに200gほど。


辛さや痺れはそれほど強烈ではなく、
特に前者に耐性の無い自分でも
余裕で食べられるくらい。

汗が滲むことも、唇がひりひりすることも無く。
かと言って不足は感じず、丁度の塩梅。

花椒の香りは良く、練り胡麻のまったりした旨味も。
加えて魚介系の味、とりわけ炒って香りを立てた干し海老の存在感が強くある。


最後は添えられている穴開き蓮華を使い、
固形物は全て掬いきる。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


涼しくなったら、《魚介醤油》以外の汁モノを
順次制覇しに来よう。

おっと、その前に「限定」か。
今は、甘酸っぱい魚介出汁の《つけ麺》が供されている様子。

 

 

 

 

 

 

 

まぜそば 渋谷 チョップス@渋谷 2022年6月11日(土)

三週間前にオープンの新店。
まぜそば たまに らーめん チョップス@代々木』の
二号店との認識。

場所は【文化村通り】沿い、【109】の対面。

店内は厨房に向いたストレート十二席のカウンター。

11:15の入店でイの一番。
その後、食べ終わって出るまでの来客はゼロ。
また、週末の渋谷は、出足が遅いからなぁ。


券売機は入り口左手。タッチパネル式。

食したのは、
まぜそば 大300g。
値段は850円。

お好みの設定も、パネル上で行い、
紙チケットに印字される。

ニンニクは無し。
あぶらは普通。
玉子の種類は温泉玉子。

給水機も券売機の横に在るので、
ここでコップに水を入れ着席する。


5分ほどの待ちで供された一杯。

おや、豚がしっかり固形だ。
野菜は多くないので、+50円で増しても良かったか。


豚の表面積は花札大だが、
厚さは2.5㎝ほどもある。

肉質はしっかり、脂もほど良く落ちている。
すっと歯が通り、しかし、醤油が染み
かなりしょっぱい。

それが二個入り、満足感はまずまず。


野菜はモヤシ主体にキャベツもそこそこ入っている。
しゃき感の残る茹で加減でほくほく。
量は一掴みほど。


温玉も添えられ、
これは中途から崩して混ぜることにしようか。


先ずはさくっと天地を返し撹拌する。

汁も結構入っているので、麺が次第に濃い色に染まって行く。

麺は中、強く捻じれ。
表面は滑らかで、色味は薄め。

特徴的なのは一本の短さ。
{家系}よりも遥かに短い。

そして、小麦がむぎゅっと詰まった
ぐみぐみとした噛み心地。

両者が相俟って、まるでマカロニを食べているようなんだが。
オーションを使っているだろうことも
余計にその思いを強くさせる。

「カネジン食品」の謹製。

量は体感で300gに欠けるくらい。


出汁は豚醤油で、(おそらく)カネシの旨味と
鹹さが効いている。

豚同様にしょっぱくて、舌にじんじんと響いて来る。

 

なので、やはり残しちゃうよね。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


全部食べ終わるのに7分弱ほど。

麺の短さが時間が掛かった理由。

短すぎても、存外食べ難いものだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

つけ麺専門店 三田製麺所@虎ノ門 2022年6月9日(木)

以前に来たことがあるような気がしていたけれど、
【白山祝田田町線】沿い、【外堀通り】から直ぐのこの店は
どうやら初訪のよう。
前はよく通るんだけどね。


店内は厨房に向いた長いコの字型十五席のカウンター、
四人掛けのテーブルが二卓。

11:00の入店でイの一番。
その後、食べ終わって出るまでの来客は四。


券売機は入り口左手奥。

食したのは「店舗限定」と書かれている、
特製油そばを塩で。
値段は790円。

ちなみに《醤油》は既食。

「@川崎」でも供されているけれど、
クーポンの期限も迫っていたし、
移動のついでの都合も良かったし。

例によって「三田盛り」はクーポンを提示し、
無料で頂く。


食券を渡してから10分ほどの待ちで
丼と平皿が同時に供される。

見本の写真通りの見た目。


「三田盛り」の分と合わせ、
味玉が二個になっちゃった。


油そば》の方には解し肉がたっぷり。


葱も一掴み。これが無いと画竜点睛を欠くと思う。


メンマは太い拍子木状で短め。
瑞々しいが、歯触りには随分とバラ付きが。


麺はお馴染み、中、軽く捻じれ。
むちもちでウリにするだけはある美味しさ。

量は200gちょっとか。


味付けは尖りの無い塩。
油分もしつこさが感じられない適度な分量。

軽く魚介の旨味がするのは、気のせいかな。
それとも油由来かしら。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


《醤油》よりも、こちらの方が好きな味。

それにしても、この夏は
以前計画していてコロナ禍の為に頓挫した、
「限定」を矢継ぎ早に出してほしいもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

鳥藤とりそばスタンド@グランスタ東京 2022年6月4日(土)

4月21日に【グランスタ東京】内にオープンの新店。

【南口】傍の改札内の奥まった場所なので
外に出てしまわぬよう注意が必要。

「スタンド」と書かれている様に、
焼鳥屋さんに併設、
厨房に向いたストレート五席のカウンターだけの
狭いスペース。

加えて、先払いはテイクアウトの焼鳥と
共通のレジなので、そちらが混んでいると待たされることも。

11:10の店頭着で、丁度満席。

その後、食べ終わって出るまでの来客は三。


5分の待ちで会計をし、着席。

食したのは、
とりそば。
値段は950円。


3分ほどで、四角い盆の上に蓮華もセットされ
カウンターの上に置かれた一杯。

具材がたっぷりで嬉しくなる。


チャーシューは鶏照焼の削ぎ切りが二枚。
大きさは掌ほどで厚みもあり。

甘辛い味付けに、肉自体の美味しさもかなりのもの。
それでいて軟らかく、心地良い歯の通り。

上にはカイワレがちょこんと乗せられている。


味玉の茹で加減も上々。
黄身の芯がとろりと流れ出す。
半分なのが惜しいなぁ。

メンマの歯触りはしゃくしゃく。
発酵香もする。


熱々の雲呑も一つ入る。
箕の形状が美しい。
中の餡はむっちりと詰まっており
嬉しい。


麺は細、ストレート。
表面は滑らかもエッヂが立っている。

つるりとした啜り心地に、
しこしこの噛み応え。

量は100g強はあるが、
大盛りにできないのは残念。


スープは鶏清湯で。醤油の味が軽くする。
鶏の旨味も、強烈に響くのではなく、
じわじわじわと太陽が照らすように次第に折り重なって来る。

ざくざくと切られた葱を追いかけながら、
八割方を飲み干してしまう、それでも後で喉が渇くことはなく。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


@築地の本店には《冷もり中華そば》があるらしく、
営業時間と曜日のハードルは高いが、なんとか食べてみたいもの。