RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

冷麺 ちゅるん(2)@赤坂見附 2024年4月12日(金)

ホントは違う店を目指していたのだが
天気予報が大きく外れる突然の降雨に呪いの言葉を吐きながら
つい近場の店に飛び込む。

たしか直近では
《冷麺》以外の熱い汁モノも出していた記憶。

が、店頭の看板を確認して愕然。
すっかり以前の通りのメニューに戻っている・・・・。
まぁ、気温も高くなっているしねぇ。

とは言え、雨は強さを増し、
他所に移動する猶予は無し。
ここは腹を括って初回と同様のメニューで我慢するか。


11:20の入店で先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客もゼロ。


券売機は入り口右手。

食したのは、
ちゅるん オリジナル冷麺+大盛。
値段は750+200で950円。

中途、冷水はセルフサービスなのを思い出し、
店の中ほどに在る給水機に向かう。


そこから6分の待ちで供された一杯。

大盛にしても、麺量はあまり増えていない第一印象。


具材とゆ~より、薬味的に
梅肉と大葉が乗せられたシンプルな見た目。

シャーベット状の出汁は多目に見える。


麺は細、ストレートで透明感あり。
つるつると滑らかな口当たりに
グルテンが強く噛み切るのにも難渋するぷりっとした歯触り。

量は200gあるかどうか。


スープそのものは冷え冷えではないものの、
出汁シャーベットのお陰で次第に低温に。

牛の出汁に和風の趣き。
ベースの味は軟らかく、軽く甘みも。

量が多くないので完飲。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


初回よりも印象は弱め。
あしげく通うメニューでもなく、
次は寒くなって熱い汁モノが出て来た頃に、と
ココロに誓う。

 

 

 

 

 

らあめん花月嵐@大森(10) 2024年4月11日(木)

昨年秋に食べ逃した「期間限定商品」が
4月3日から、やはり「期間限定」で再リリース。

気温がこれ以上高くなる前にいかねば、と
一年ぶりに標題店の前に立つ。

店頭は毎度の如く、それ仕様に変わっている。


店内は壁~厨房に向いたストレート十一席のカウンター、
四人掛けのテーブルが三卓。

11:15の入店で先客は三。その後
食べ終わって出るまでの来客も三。


入り口左手の券売機で購入したのは、
帰ってきた ちゃんぽんラーメン 月見くん、
980円の食券。

店員さんに渡す際にアプリの画面を提示、
味玉をお願いする。

厨房からは具材を炒める音が聞こえ、
6分の待ちで四角い盆に味変用の紅生姜もセットされ供される。

スープの色は、あまり{ちゃんぽん}ぽくはないが・・・・。


中央には生卵。それを囲むようにたっぷり野菜。
キャベツはざく切り、モヤシも多目。

人参、木耳、数片の豚肉、蒲鉾と
お約束の具材。

海老も小ぶりではあるものの、
ぷりっとしたのが三尾も。
なんだか嬉しくなる。


麺は細、ストレート。
つるりとして、ぷりっとした口当たりで、
通常のラーメン仕様のもの。

喉越しも滑らか。

量は150gほどか。


スープは動物系メインの白湯に
魚介の味が軽めに。

色味はやや黄み掛かり。

表面の油はたっぷりで熱々が続き、
炒めた後の芳ばしい香りもする。

旨味も強めで
具材を追い掛けながら半分ほどを飲んでしまう。


当然、中途では紅生姜を投下し味変。

酸味も加わり、良い具合に変容。


味玉は変わらず良く出来ている。
茹だり加減といい、味の染み具合といい。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


商品の案内文には
「光る黄身へ・・・」などと書かれており、
まさかこのタイミングを待っていた?(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神戸鉄板 長田いっしん@武蔵小山:鉄板焼き

たまにはいつもと違う場所で{鉄板焼き}を食べてみたいよねぇ、と
幾つか候補店を挙げてからの選択。

まぁ、沿線のシバリもあったのだが。

数日前に予約を入れ、
当日は18時頃から鉄板を囲む。

場所は【東口】に出て
【パルム商店街】に入り
50mほど先を右手の路地に折れる。

店の前には「鉄人28号」が
目印よろしく立っている。
横山光輝』は神戸市須磨の出身なのね。

店内は一階に焼き用の鉄板と小テーブルが幾つか。
二階は外から脇の階段を上がり、四人掛けのテーブルが三卓ほど。

19時を過ぎる頃には満席に。


いつも通り、つまみを何品か食べ、
後半は怒涛の粉モンで攻めようとの算段。


《大根じゃこサラダ》

大根は拍子木状に切り出され
食べ応えあり。

じゃこ もかりかりで良い食感。

ドレッシングは酸味も効いており、
何より量が多いのは一等嬉しい。


ぼっかけ(神戸長田名物)》

ぼっかけ」は牛筋+蒟蒻で、
以前は見聞なかったけれど、
最近は都内でもちょくちょく見かけるようになった認識。

気張らない素材と甘辛い味付けが
ざっかけなくって素敵。


《冷奴》

笊に乗せられ、薬味も豆腐の上に盛られている。

豆腐が硬めなのは評価高し。
大豆の味も濃い。


《焼き枝豆》

茹でるだけでなく、鉄板で火を通されているのが
食感にも出る。

ひと手間加えると、こうも変わるか、と
驚いてしまう。


《おでん盛り合わせ》

「関東炊き」との表示。

ネタは一つ一つが大きく
出汁も染みている。

「牛すじ串」が入っているのは嬉しい。
やはり、場所柄。


あまり「あて」ばかり食べていると
粉モンが食べられなくなるので
この辺で切り上げ、いよいよ今日のメインへ。

《鉄人焼き》

焼き物は一階で調理され、
専用のでかい ちりとり で運ばれ、
テーブルにはめ込まれた鉄板に置かれる。

この鉄板にも火が入っているので、
最後まで熱々でいただける。

鉄人=ぼっかけ・油かす・えび・たこ・いか・ぶた
の具材で、値段も高めだが、食べていてリッチな気分になれる。


《そば飯》

焼きそば+焼きめし の組み合わせは
初めて食べるかも。

炭水化物の二段重ねは凄いセンスと思う。

お腹に溜まるのは間違いないが。


《ながた焼きそば》

なのに、更に 焼きそば を頼んでしまう我々も
かなりおかしいかと(笑)。

同様のソース味の三縦で、
やや食傷気味になったところで・・・・、


ぼっかけ饂飩》

ちょっと趣向を変えてさっぱりと。
ただ、小麦且つ炭水化物には変わりなし。
最後まで一貫している。

葱や肉類は兎も角、とろろ昆布が入っているのは
やはり珍しい。


これにビールやらハイボールやらを各人数杯づつ呑み、
お代は1.55万円と、思いの外お安い。

それでお腹も膨れるのだから
やはり炭水化物の効力は偉大だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とんかつ まさむね@溜池山王 2024年4月5日(金)

直近八年間で六回の「食べログ百名店」に選ばれている。

まぁ、「食べログ」自体は一種の指標も、
美味しいモノ好きの人が激賞しているのが背中を推す。

行列店と聞いているので早めの行動を心がける。

11:10の店頭着で先待ち三人。その後、
するすると列は伸び、開店時には十人以上の並び。

11:20には店員さんが出て来てメニューと、
ご飯・キャベツの盛り、お茶の冷温(!)の確認が。

食したのは
ランチ上ロースかつ定食。
値段は2,000円(税込)。

ご飯とキャベツは当然、大盛りで。
お茶は季節外れの寒さを鑑み、熱めで(笑)。


定刻通り、11:30に暖簾が掛かる。

店内はカウンターが各所に、
テーブルも大小配され十数人は入れそう。


一式が揃えられ配膳されたのは15分後。

揚げ時間そのものも掛かるし、
お弁当のカツも並行して揚げている。

一時に揚げる枚数も絞っているよう。

ご飯の盛りはさほどでもない。


カツを上面から見てもそれほどの感動はないものの・・・・、

一枚をひっくり返して吃驚!
3㎝以上の厚みがある。

中心はほのピンク。


檸檬を搾って岩塩で」とのことだが、
先ずはそのままを食べてみる。

口に入れれば熱々で火傷をしそうに。
衣はぴったりと肉に貼り付く。

脂肪は少な目も、じゅわっと美味しい。

肉質はきめ細かく、
品の良い豚の味もしっかり。
厚さの割にはすっと歯が通る。

次いで、檸檬+岩塩。
そして、辛子を付けて。
最後は醤油系で食す。


漬物は少量も、
さっぱりと良い箸休めに。

 

キャベツは量が多い。

半分は紫蘇ドレッシングで、
もう半分は特製スースでわしわしと。


味噌汁は煮干しの出汁が効いたもの。

厚い銀杏に切られた大根の存在感あり。


店の告知には四つのこだわりとして、
豚肉、揚げ油、パン粉、お米が挙げられている。

他の店に比べれば上々の出来も、
今年の新米はやはり昨年の猛暑の影響を相当受けているなぁと思う。


カツとキャベツとご飯でお腹がいっぱいに。

でも食べ終わるのには15分ほどで
当然イの一番。


会計は渡された伝票を持ち、
食後に出口脇のレジで。

かなりの満足度で
「ご馳走様」の発声にも力がこもる。


店頭に回って見れば、外待ちは十人以上が継続。

味わうだけなら、弁当の方が良いかもしれぬが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリンビール 晴れ風

3月2日(火)発売の新商品。

何時もなら新商品は500mlで買うことが多いのに
今回350mlなのは無料クーポンが当たったから!

アルコール類の当選は今年に入って十三本目も、
ビールの新商品は初めて(リニューアル品は多々)。


それにしても「キリンビール」、
既に
・ラガー
一番搾り
・スプリングバレー
が有るのに、更なるレギュラー商品の投入は何故に?

まぁポートフォリオの描き方によっては空き象限があり、
そこを狙ったものかと勝手に納得(笑)


原材料は麦芽とホップのみ。
そのホップも希少な「IBUKI」の使用がウリ。

アルコール度数は5°。


パッケージの色味は、
たぶんそのネーミングを反映したもの。

ネーミングそのものも極めて異色。

期待を込め、ワクワクしながら呑めば、
確かに爽やかな苦味でコクも軽めで呑み易い。

鋭過ぎないキレもあり、
喉越しは極めてすっきり。

初夏~盛夏には
間違いなく美味しく頂けるだろう。

とは言え、一抹の物足りなさは、
あまりに優等生的な品の良さに依るのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

日清焼そばU.F.O. 燻製マヨの塩カルビ味焼そば

まぁ、品名通りと言えば良いか(笑)、
全体に茶色いパッケージ。

品表示を見ると かやく には肉は入っておらす、
なるほど「カルビ味」なのね。


作り方は懇切丁寧。
パッケージ裏面には文字で、
蓋の天面には絵入り。


液体だれ と 燻製マヨ が添付。
前者は蓋の上で温め、後者は温めてはいけない。


蓋を開ければ、具材の姿は見えず
かなり寂しい。

湯戻し時間は3分。


湯切りをし、先ず 液体だれを振れば
おお、カルビ(焼き)の匂い!

次いでマヨネーズを掛ければ強い燻製香!!
どうやって調合しているのだろう、と
かなり感動。

しっかりした麺に強い味と香りが良く絡む。
シンプルな塩味だけではない複雑な構成が楽しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中華そば 結。YuI(16)@大森 2024年4月2日(火)

標題店の「X(旧Twitter)」を久々に見たら
メニューを一新のため一時休業の告知が・・・・。
それも最終営業は今月中旬で
間近に迫っているよう。

それほど通い詰めているわけでもないし、
直近では「限定」狙いだったので
オリジナルメニューに強い思い入れはないけれど、
こう書かれると、かきたてられるものはある。

11:05の入店で先客は一。その後
食べ終わって出るまでの来客は二。


券売機は入り口左手。

食したのは、
醤油つけ麺。
値段は980円。

食券を渡すと
「つけ汁に鷹の爪が入りますが大丈夫ですか」
との声掛け。


無論と返答し、5分の待ちで
麺とつけ汁が同時に供される。

イマドキこれで980円は立派だと思う。


つけ汁の表面には白葱、青葱、鷹の爪。
更には骰子大のチャーシューも幾つか入る。

醤油の鹹さは抑えめで
生姜の効きも穏やか、時折ぴりっと走る程度。

強すぎない刺激は却って好ましく
動物系の旨味も感じ、
ほぼほぼを飲み干してしまう。


麺の丼にはたっぷり具材。

鳴門が一片。

ぎゅっと絞られた青菜が一つまみ。
この食感が硬すぎず、軟らか過ぎず良好。


チャーシューは大人の掌大、
バラ巻きが三枚。
やや薄めで、ほろりと解れる軟らかさ。

刻み海苔も多量に降られている。

 

メンマもお馴染み赤身が付いたもの。
甘鹹い味付けは濃い目、繊維が解れる軟らかさ。


麺はやや細、ストレートでパスタ様。

表面はつるっと啜れるが
太くもないのにコシはしっかり、
ごわりとした食感もあり。

量は200gほど。

麺自体も生姜オイルのようなもので
和えているのかな。

一気呵成に食べ切ってしまう。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


店員さんと常連さんの会話によると
今の店長が「@九段(中路)」にコンバートされ
新しい店長が着任するので
それに合わせたリニューアルらしく、
けっこうバタバタしてます、と。

今の味の方向性も
そこそこ気に入っているのだが、
さて数ヶ月後にはどうなるのだろ?