RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

サ麺(2)@赤坂見附 2024年4月1日(月)

オープン時には少品種も、
しばらくすればメニューも増えているのでは、と
久々に標題店の店頭。

A看板も出てはいるが、
入店しても確認。

共に振り切った値付け。

まぁ、一回食べてみて、
後のことは判断すれば良い。


店内は厨房に向いた逆L字型五席のカウンター、
二人掛けのテーブルが五卓。

13:00の入店で先客は一。その後
食べ終わって出るまでの来客も一。


オーダーは直接。
会計は食後に入り口脇のレジで。

食したのは、
サウナ屋が作った本気のまぜそば
値段は1,390円。

辣油は抜きでお願いする。


7分の待ちで供された一杯。

見た目は値段ほどのスペシャル感はなし。

 

たっぷりのフライドオニオンに糸唐辛子。

 

青葱にメンマ。

メンマは薄いのにこりこり。

 

中央には半熟玉子。

チャーシューは拍子木状に切られ
味が染みふわふわ。
ただ、量は少ない。


攪拌しようとすれば、
麺の下の方は濃い色に染まっている。
出汁は多目に入っているよう。

麺は中、ストレート、軽く捻じれ。
もちむちの噛み心地。
量は200gまではない。


味付けは胡麻油が香る。
全体的に摺り胡麻も降られており、
胡麻感はブースト。

鹹味はそこそこ、
酸味も感じる、
仄かな甘味に
旨さの構造は厚い。
ベースは汁モノ用のカエシかな?


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


とは言え値段ほどのインプレッションは無く、
これなら《つけ麺》は食べることはないだろうなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

札幌味噌ラーメン アウラ@川崎 2024年3月31日(日)

本年3月5日に【銀柳街】にオープンの新店。
場所は【ABCマート】の隣。

工事中からも告知の看板は出ていたので
開店そのものは認識も{味噌} 専門とのこともあり
優先度は低め。

が、そうこうしている内に気温は高くなり、
訪問当日は真夏なみの暑さに。

とは言え、この機会を逃すと行ける日は無さそうで、
意を決する。


店内は二階席もあるようで、
一階は厨房を囲むL字型十席のカウンターに
テーブル席が数卓。

13:40の着でそのまま入ろうとしたら
「外で少々お待ちください」と止められる。

思わず「どれくらい待ちますか?」と
訪ねてしまう。

なんとなればカウンターに空き席はあるし、
二階からも数人が降りて来ているタイミング。

こうした意味不明なオペレーションは、
かちん来る。

案の定、1分も経たないうちに
「お好きなカウンター席にお座り下さい」って、
四席も空きがあるし。

以降は、そのような声掛けもなく、
来客は次々で、まずまず繁盛の様子。


オーダーはタッチパネル式。

会計は渡された伝票を持ち
食後に入り口脇のレジで。


食したのは、
白味噌ラーメン。
値段は1,100円。

大盛りは+200円なので
ちょっと手が出ない。

オープン記念期間限定と書かれている
無料ライスを頼む人が高割合。


発注から11分の待ちで供された一杯。

街中華のランチ定食のように、
白・赤・黒をそれぞれ取りまとめて作っているよう。


チャーシューは短冊大、厚さも5㎜ほど。
味も適度に染み、軟らかい。


メンマは薄めで
しんなりと軟らか。
取り立てての感慨は無し。


モヤシ一つまみには玉葱も入っている。
シャキ感が残っており、これは炒めたのではなく
茹でている。


麺は中、やや細、ストレート、軽くカール。
一本は長くはない。

表面はつるつるも、噛めばもっちりで
あまり{札幌}っぽくはない。

量は100g強。


スープは出汁と白味噌、ラードで
挽肉も入り、これらを中華鍋で呷っている音が聞こえる。

多少ののとろみがあり、
まったりとした口当たりで、
丸みのある味噌の味、旨味もそこそこ。

麺量が多くないので半分ほどを飲むが、
腹を膨らますにはライスが必須だなぁ。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


悪くはないが
値段を考慮すると納得できないものがある。

具材を含めてのコスパには首を傾げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビストロ オレイユ(Bistro Oreille)@大井町(3):フレンチ

界隈で一番の{フレンチビストロ}との認識は変わらず。

久々に行ってみようかと訪問予定の二日前に予約の電話。

「大丈夫です。ただ、少し騒がしいかも」との対応は
どうやら団体客が複数入っているよう。


予約時間通りに中に入れば、おや
設えが変わっているかも。

具体的にはテーブルの数が増えている。
カウンターの後ろは以前は空きスペースだったのが
三人ほどが向かえるテーブルが置かれている。

団体客向けのドリンク付きコース料理も
以前はあったかしら?

店内の薄暗さも、更に増しているように感じられ。


過去二回の訪問時はワインもボトルで頼んでいたのだが、
今回はハウスワインをグラスで。

先ずはビール、次いでスパークリングワイン、白から赤へと進む。
白は三種、赤は二種の、何れも葡萄の品種からの選択。


メニューを見ながら四品ほどを。


《天然 真鯛 混布〆め カルパッチョ仕立て 柑橘のビネガーソース》

和洋折衷の一品。
鯛の〆まり具合はさほどでも。また身は常温に感じ。
柑橘のソースは爽やか、甘酸は効いている。


イワシのコンフィ 茄子のトマトソースと香草パン粉 オーブン焼き》

これは出色の一皿。
トマトの酸味はフレッシュ。パン粉に入った香草の薫も良い。
茄子はとろっとろの食感。
鰯は丸っと食べられ、満足感が高い。

 

《マグレ鴨 フィレ肉のロースト ハニーマスタードソース 季節野菜添え》

季節野菜はブロッコリーと菜の花。
前者は兎も角、後者は春を感じさせる、程良い苦みも心地好し。

鴨は筋があり切り難い個所はあるものの、
概ねすっとナイフが通り歯触りも問題なし。

焼き加減は絶妙。表面はかりっと、中肉はジューシーで旨味が滴る。
ソースの甘酸辛の塩梅も上々。


《渡り蟹のトマトクリームソース タリアッテレ》

幅広の平打ち麺は、ガツンと濃い蟹の旨みを具合良く拾う。

ソースも多めなので、別途パンを発注、
拭って食べるのは必須。

蟹の甲羅はディスプレイではなく身も残っているので
こそげるのと、手足も付いているので身を穿るので
その間は無口になってしまう(笑)。


パンは冷凍をオーブンで温めているのだろうか。
中のもっちりさ加減が相当のもの。


チャージ500円も掛かるので、
払いは1.62万円と
品数の割には随分と行った。

評価はビストロ基準の☆五点満点で☆☆☆☆。

変化した内装等のせいだろうか、
前回・前々回よりも、食後感はやや下がった受け取り。

 

 

 

 

 

 

 

 

京串 六波羅@赤坂見附:串揚げ

《串揚げ》を食べるのも、随分と久方振り。

複数回行った銀座の店は閉まってしまったし、
専門店ではないものの『波留乃屋@溜池山王』にも
もう四年も行けていない。

 

標題店は{京串}を標榜、
ラードを使いさっくりと揚げているのがウリのよう。


本来ならカウンターに陣取り
「ストップ」を掛けるまで出し続けて貰うのが筋も、
当日は複数人で卓を囲む。


テーブルの上には天面が穴開きの鉄製の台が置かれ、
串揚げはそこに運ばれる寸法。

一度に二品ずつ供され、
個別に懐紙が置かれた皿に移動させ
指定の調味料をつけて食す流れ。

勿論、つける調味料は強制ではなく、
あくまでもオススメ。

 

 

このようなカタチで(コースなので)二十串弱が出される。

調味料は五種類。

何れもさくっと揚がり、
素材単体のもの取り合わせのものと
舌を楽しませてくれる。

ただねぇ、写真に撮ってもかわり映えはなく、
面白味には欠けるのだが(笑)。


野菜類も出され、箸休め的に合間合間に。

キャベツはお代わりが可とのことで
二度ほどお願いする。


以前は三十品ほどを平気で食べたが、
今回はその半分ほどで腹八分目。

この歳では、それくらいが十分かもしれない。

 

 

 

横浜ラーメン 響家(3)@大森 2024年3月28日(木)

課題の一杯を食べに九ヶ月振りの標題店。

店内は厨房を囲むL字型十三席のカウンター。

11:05の入店で先客は二。その後、
食べ終わって出るまでの来客は四。


券売機は入り口左手。

食したのは、
チャーシューメン中。
値段は1,150円。

一見した時に《つけ麺》にも心が動いたが、
今日の東京地方は予報ほど気温が高くない体感に初志貫徹。
夏の楽しみにとっておこうか、と。

食券を渡す時に、毎度のことながら
「麺硬め」だけをお願いし、
6分の待ちで供された一杯。

やはりチャーシューは偉容。


一枚はトランプを縦に二つ繋げたほどの大きさ。
それが五枚、前面を覆っている。

一枚は薄めも、元が大きいので
食べでがある。

スモーキーな香りが素晴らしい。
しっとりした、たっぷりした口当たり。

美味しい。


海苔三枚は黒々とし厚みあり。
香りも良い。


ホウレン草は一つまみ。
柔らか。

葱もパらりと振られている。


麺は中、やや細、平、ストレート、軽く捻じれ。

一本短めはお約束も、
それでもずるっと啜れる。

唇への当たりは滑らか、
噛めばもっちりな歯ざわりで、
このくらいの茹で加減が丁度と思う。

量は200g強。


スープの表面には鶏油。
その下には濁った琥珀色で獣の香りが立ち上がる豚骨醤油。
ややとろみのある口当たりは鶏ガラもそこそこ入っているか。

ベースの強靭な味に醤油の鹹さの効き具合が万全。

塩分とカラダを気にしながらも、六割ほどを飲んでしまう。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


やはり同店のチャーシューは出色。

 

 

 

 

 

 

 

 

麺処 諭吉@大門 2024年3月27日(水)

三ヶ月前に『THANK』『SUNDAY』と入れ替わった跡地、
【芝パークビル】の対面にオープンの新店。

自分が行ったのは『THANK』までとの記録。

店内は厨房に向いたL字型七席のカウンター、
二人掛けのテーブルが八卓。

11:00の店頭着で丁度
暖簾が掛けられるタイミング、イの一番。

その後、食べ終わって出るまでの来客はゼロ。


券売機は入り口右手。

 

食したのは、
中華そば+麺大盛(1.5玉)。
値段は850+150で1,000円。

麺は
手揉み太麺
細麺
の選択性も、券売機のボタンが分かれているので注意が必要。


食券を渡してから4分の待ちで供された一杯。

端整な佇まいに見える。


チャーシューは花札大のバラ肉が二枚。
5㎜以上の厚みがあるが、ほろっと崩れる軟らかさ。
軽く甘辛い味も染みている。


メンマは極太の拍子木状。
繊維ははらっと解れ
薄味で瑞々しい味わい。


中央にたっぷり盛られた葱が印象的。
味も存在感がある。


麺は中、やや細、縮れ。
表面はつるつるとよく滑り、
ずるっと啜ればもっちりな噛み応え。

喉を降りる素直さは心地好い。

量は200gほどか。


スープは清湯醤油で透明感あり。
表面の透明の油は厚めで最後まで熱々。

豚骨ベースと思われるが、
貝の味も淡く感じる。

醤油の鹹さも強くなく出汁も軽め。
かなりあっさりな食感で
ほぼほぼ飲み干してしまうが、
旨味成分は強かった様子。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


《味噌》推しの店のようだが
値段を勘案すると、なかなかに辛いものがある。

 

 

 

 

 

 

 

キリン 上々 焼酎ソーダ

更に「普段は呑まないお酒も、懸賞に当たったので折角だから呑んでみよう」シリーズ。

今回当選したのは標題商品。

 

リリースを確認すると昨年10月の新商品も、

本年3月に「梅」フレーバーが出たことによるキャンペーンかな。

 

 

原材料は複数の焼酎に米麹抽出物、食塩、オリゴ糖含有シラップ。
アルコール度数は6°。

糖類0、プリン体0の表示もあり。


氷を満たしたグラスに注ぎぐいっと呷れば
炭酸はさほどの強さはなく。

味はストレートに焼酎も、
原材料や添加されている香料等のせいか
随分とクセが無く呑み易い。

それでいて、焼酎の味はきちんと感じられるのが特徴か。