ＬＯＶＥ ＬＥＴＴＥＲ：大塚愛

アルバムが出ると必ず買うＪ－ＰＯＰのアーチスト（ほんと、この呼称、違和感ある）は何人かいる。
『大塚愛』もその一人。

証拠写真。全部揃っているでしょ。〔ベスト〕以外は。しかも全部ＤＶＤ付き。

で、最新作は、

〔ＬＯＶＥ　ＬＥＴＴＥＲ〕これも勿論ＤＶＤ付き。

『大塚愛』のいいところは、ある種毒を含んだ歌詞を、綺麗なメロデイラインに乗せて歌うこと。
通常シングルでは発露しない場合が多いんだけど、
〔黒毛和牛上塩タン焼き７３５円〕が稀な代表例。
ジャケ写では〔ＬＯＶＥ　ＪＡＭ〕がそのラインでしょ？

本作は、ＣＤの体裁からして、本人をキレイに魅せたい想いが透けて見える。
それよりも、（可愛さの中に）チラ見えする”はすっぱさ”が魅力だと思うんだけどなぁ。

だから、楽曲では〔６．君フェチ〕～〔１２.ポケット〕への流れ（ＬＰだと、たぶんＢ面）が
歌詞も含め、彼女らしく素晴しい。面目躍如でしょ。
勿論、シングルカットされている各曲も、すごく良くて、特に〔クラゲ、流れ星〕と〔愛〕。

ただ、基本的に、愛ちゃんは可愛いから、何をしても全肯定、なんだけどね。