RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ビストロ オレイユ(Bistro Oreille)@大井町:フレンチ

ほぼほぼ二年振り
二回目の訪問。

年末の繁忙期にもかかわらず
一週間前の予約電話はあっさりと通り、
ほっと胸を撫で下ろす。

同日の我々以外の来客は三組ほど。


前回食した各皿も上々の出来だったけど、
今回はできれば違うものを選択と
ビールで喉を潤おしながら
メニューを睨む。

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《洋なしと生ハム、ブルーチーズのサラダ》

ドレッシングの酸味と甘み、それに少々のスパイス感。

甘い香りの高い洋梨に塩分のある生ハムが合うのは自明としても
臭みとこってり感のあるブルーチーズも絶妙の取り合わせ。


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《パン》は別料金になる。
お代わりもしちゃう。


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《牡蠣と下仁田葱フリット、塩レモンのソース》

「ソースの酸味が強いので、気を付けて召し上がり下さい」とのコト。

牡蠣に檸檬は当然だけど、熱々の葱にこんなに合うなんて。
ほふほふとしながら、「ねぎまの殿様」にならぬよう
注意しながら食す。


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《鰆とカブのポワレ、バジルのソース》

鰆は厚みがある身がほっこり、上々の焼き上がり。

蕪は野趣を残しながらも、土臭さは無く、
表面ぱりっと、中は舌で押し潰せるほど軟らか。

これに香りがあるバジルのソースがぴたりと嵌る。
美味いなぁ。


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《牛サガリのロースト》

厚みのある サガリ の焼き加減が絶妙。
表面はかりっとし、中はほのピンク。

すっと歯が通り、脂がないので
幾らでも食べられそう。

微かに酸味があるマスタードベースのソースも
さっぱり食べさせるのに一役。

肉の量自体が多い上に
付け合せの野菜もごろんとたっぷり。


結構お腹も膨れて来たけど、
今日はデザート、イケるんじゃね。


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《キャラメルと柚子のムースにパッションフルーツのソルベを添えて》

前者は当然、安定の旨さも、
後者が取り立てて素晴らしい。

異なる二つの柑橘系の薫りと酸味が
キャラメルの軽い苦味・甘味と相俟って
堪らん味わいに。

お代わりしたいくらい。


飲み物は

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《農民ドライ2016》で。
値段は市価の倍ほど。


更にビールのお代わりもしたので
払いは合わせて1.7万円ほど。

しかし満足度は変わらず高くて、
評価はビストロ基準の☆五点満点で☆☆☆☆★。

メニューも適宜変っているようだし
定期的に訪れたいお店の一つ。