封切り二週目。
席数107の【CINE1】の入りは二割程度。
そこで偶然、高校のマドンナ的存在だった『神林徹子』に再会したことで
忘れることのできない過去に向き合うことになる。
忘れることのできない過去に向き合うことになる。
それでも、以降については、そんなことはどこかに吹っ飛んでしまう程の
切ない描写の連続で、
もう、観ている側としては心臓がぎゅぎゅっと鷲掴みされまくり。
切ない描写の連続で、
もう、観ている側としては心臓がぎゅぎゅっと鷲掴みされまくり。
タイトルの〔百瀬、こっちを向いて。〕は、彼の気持ちを暗喩で表しているのだと
中途までは考えていたのだが、その感情が爆発する、もっと直接的な場面があり、
でもそこでは、つい涙腺が緩んでしまったと素直に白状する。
中途までは考えていたのだが、その感情が爆発する、もっと直接的な場面があり、
でもそこでは、つい涙腺が緩んでしまったと素直に白状する。
誰でも一つは二つは、心に刺さっている棘や
慚愧の念が残る出来事は在る筈で、
本作はそう言った普遍的な記憶を
『ノボル』が『百瀬』に寄せる感情で表現し秀逸。
慚愧の念が残る出来事は在る筈で、
本作はそう言った普遍的な記憶を
『ノボル』が『百瀬』に寄せる感情で表現し秀逸。
観ている間も勿論、その後でも
皆、自分の昔を思い起こすことになるだろう。
皆、自分の昔を思い起こすことになるだろう。
評価は☆五点満点で☆☆☆☆★。
ラストが近づくにつれ、
我々の胸中には想定される幾つものエンディングが去来する。
我々の胸中には想定される幾つものエンディングが去来する。
実際に眼前に展開されるそれは
ベストのものではないかもしれない。
ベストのものではないかもしれない。
が、余韻を残すには十分だし、
なによりもこれで、話中の切ない気持ちが増幅される効果で
素晴しい選択だ。
なによりもこれで、話中の切ない気持ちが増幅される効果で
素晴しい選択だ。