
二つの展示会が開催中で、
前者が相当素晴らしく、
日常の何気ない出来事が日記風に
大判の布に刺繍で綴られ、
中に登場する文物が、その前に、
記憶を呼び起こさせる様に
置かれている。
日常の何気ない出来事が日記風に
大判の布に刺繍で綴られ、
中に登場する文物が、その前に、
記憶を呼び起こさせる様に
置かれている。
それらは、多分、我々も常日頃
体験していることなのだろうけど、
改めて切り取って眼前に提示されると
その瑞々しさにはっとなる。
体験していることなのだろうけど、
改めて切り取って眼前に提示されると
その瑞々しさにはっとなる。
特に幼かった頃の挿話だろう、
転校生のハナシ
砂場で黒曜石を集めるハナシ
廃屋の住人のハナシ
等は、自分の記憶も重ね合わされ、
胸がぎゅっと締め付けられる感覚を覚える。
転校生のハナシ
砂場で黒曜石を集めるハナシ
廃屋の住人のハナシ
等は、自分の記憶も重ね合わされ、
胸がぎゅっと締め付けられる感覚を覚える。
後者は、その砂糖菓子を彷彿とさせる様な、
焼き物の肌理の細かい膚に
つい触れてみたくなるが、
いけないいけない「繊細な作品」と
注が書かれている。
焼き物の肌理の細かい膚に
つい触れてみたくなるが、
いけないいけない「繊細な作品」と
注が書かれている。
同時開催は、
建築を彩るテキスタイル -川島織物の美と技- 展
なのだが、肝心の織物の展示が殆ど無く、多くは下図や、
過去の博覧会等に展示された逸品の記録写真で、
美味しいモノを目の前にぶら下げられ、
しかし実態は喰うを能わずの
企画倒れの印象。
建築を彩るテキスタイル -川島織物の美と技- 展
なのだが、肝心の織物の展示が殆ど無く、多くは下図や、
過去の博覧会等に展示された逸品の記録写真で、
美味しいモノを目の前にぶら下げられ、
しかし実態は喰うを能わずの
企画倒れの印象。
こちらの会期は、
~11月24日(土)まで。
~11月24日(土)まで。