自家製麺 麺屋 吉左右＠木場 2014年3月10日（月）

【永代通り】から【東陽三丁目の交差点】を【潮見】方面へ。
二筋ほど行き、右手を見る。
丁度一年ほど前に訪問した時は、同じような時間で
店先に蜷局の様に人が並んでいたが、
本日は、まあ、どうしたことだろう、先客僅かに二！

並ぶ前に食券を購入するため店内に一旦はいると、
食べ終わって出て行く人に、一人二人とすれ違う。

これは凄くラッキーかも。
殆ど待たずに入れるんじゃぁないか。

店頭着は１３：４５。
店内に招き入れられたのは１３：５０。
商品が供されたのは１４：００だから
中での待ちの方が長かったことになる。

その後、食べ終わって出るまでの来客は七。
一時、待ちも出来たが、
食べ終わった客が一斉に捌けたたため、
１４時過ぎには、写真の状況。
並びも無くなってしまう。

店内はストレート十席のカウンター。
券売機は入って左手。

並んで待つ間に、食券を集めに来る。
女性に対しては「盛りは少なくしなくても良いですか」と
確認を入れている。
丁寧な応対だ。

食したのは、
味玉つけ麺。
値段は９５０円。
通常の《つけ麺》+100円。
麺量は300ｇの表示。

大盛りは450ｇで+150円。

麺は中ストレート、僅かに捻じれ。
非常にそっけない、とゆ～かシンプルな盛り付け。
何の衒いも無く、麺だけがもっそりと盛られている。

しかし、水できりっと〆られ、艶っと美しい。
麦の香りがぷんと立ち上がる。

一筋啜ると、滑らかな口当たり、喉越し。
それでいて芯にはしっかりとコシで、
嬉しい噛み応え。

頗る良質な麺。

300ｇが少なく感じ、
大盛りの方が良かったかな。

つけ汁は動物系+魚介。
思いの外、粘度は低い。

が、不思議なコトに麺への絡みは十分だし、
味もきちんと乗り移る。

両者のバランスは良い、何れもが突出しない
丸味を帯びた旨味。

滑らかで舌触りも良好。

何よりも良いのは、飽きが来ないことで
最後まで美味しく頂ける。

具材は、チャーシュー、メンマ、海苔。

チャーシューは細切れの拍子木状。
値段の割にはチープな印象。

メンマはやや濃い色と味。
量はたっぷり入っているし
こりりとした食感が好ましい。

海苔は短冊大が一枚。

トッピングの玉子は黄身が大きく
芯ががとろりと流れ出す。
味も濃厚で美味い美味い。

評価は、☆５点満点で４．５（☆☆☆☆★）。

具材はちょっと寂しいが、麺とつけ汁がぴたりと嵌り、
成る程素晴らしい一品。