RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

つけめん 三三七@川崎 2014年2月23日(日)

過去の麺歴を確認していて、
標題系列では《煮番搾り》を食べていないことに気が付いた。

【大森】の時もそうだったが、
丁度、胃腸の調子の思わしくない時にあたるのが
何とも不思議だ。

で、今日は、食べる気満々。

開店の五分前に店頭着で先客はゼロ。
暖簾が出される前に一名、開店後十分程度で更に二名の来客も
繁盛店としては少々寂しい感じ。

券売機は、開店と同時に入り口の外に出され、
店内はL字型九席のカウンターのみと極狭。

イメージ 1



食したのは、
つけめん煮番搾り 中盛(300g)+味付玉子。
値段は800+100で900円。

中盛は並盛(200g)と同料金。

食券を渡す時に、麺の冷・温の別を確認され、
当然「冷たいので」とお願いする。

で、十分ほど掛かり到着。


イメージ 2


麺は中太ストレート、僅かに捻じれ。
美しい麦色に、所々に茶色い粒子。
しゃっきりと水で〆られた
艶々とした外見だけでなく、一筋啜れば
なんて滑らかな口当たり。
更には、もっちりとした噛み心地に
しっかりと芯にはコシもあり、
麦の香りが一杯に広がる。

極めて良質の麺。

量もまずまずで、ややお腹が膨れた。

が、若干水切りが甘く、次第につけ汁が薄まって行くのは
やや気にかかるところ。


イメージ 3


つけ汁は鶏+魚介。

粘度は高め。
鶏の強さが前面に出て、煮干しのしっかりした苦味が
下支えする。
やや、鶏に偏ってはいるが、バランスは良好。
最後まで飽きずに頂ける。

少し塩分過多なのが気になるが、
美味いから、ど~でもいい気分になっちゃう。


イメージ 4


具材は、チャーシュー、メンマ、鳴門、海苔。

チャーシューは拍子木状が三片。
軟らかいし味も染みている。
何よりも脂が激ウマで、これだけ幾らでも食べたいくらい。

メンマは薄色だが、なんだか懐かしい味。
さくりとした食感も良好で、更には沢山投入されており
これは嬉しい。

鳴門は薄いものが二枚くっついており
ちょっとトクした気分。

海苔は花札大が一枚。


イメージ 5


トッピングの玉子は黄身が流れ出す上々の茹で加減。
味は殆ど感じない。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

謳い文句にあるほどの、ガッツリとした強さは感じないが、
これも安心して食すことのできる上出来な一品。