RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋 藤しろ@目黒 2014年8月20日(水)

『ゴリラーメン』の跡地に入った一店。
とは言っても、もうできてから二年は経つんだね。

イメージ 1


店内はL字型十二席程度のカウンター。
11:35の入店時には先客は四。
ただ、その後は次々の来客で、席の空く間が無く、
食べ終わって外に出る頃には写真の状態に。
凄い繁盛だ。


券売機は入り口の外に置かれ、麺量表の貼り紙もある。

イメージ 2


両者を見比べて
食したのは、
濃厚鶏白湯特製つけ麺 中盛り。
値段は980円。

麺量は食券を渡す時に申請し、
並盛と同料金。


イメージ 3


イメージ 4


麺は中、やや細、ストレート。
綺麗に盛り付けられている。
見た目嫋やかそうなのが、箸でつまみあげるとどうしてどうして、
なんて活きの良い麺。

つるつるぴんぴんとして、まるでアルデンテのパスタのよう。

表面は滑らかなので喉越しは最高。
するっと食道を流れ落ちて行く。

しかし、コシはしっかりとあり、
噛み応えも十分。

ただ量は300gが少なく感じてしまった。

カイワレがちょこんと乗せられ、
良いアクセントになっている。


イメージ 5


つけ汁は鶏白湯。
ややの茶味を帯び、かなり濁っている。

麺を漬けて口に運べば・・・・、
ほう、かなりの酸味を感じる。しかし不快なほどではない。

汁自体はかなり濃厚。
それも鶏単体の深い味に、更に複数種の旨味の成分が積まれ、
重厚な味になっている。
それを、酸味が程好く中和し、食べ易く纏めている。
これが無かったら、かなりくどく感じてしまうだろう。


デフォの具材は、チャーシュー、メンマ、鳴門。

イメージ 6


イメージ 7


チャーシューは鶏肉の乱角が数個。
かなり硬めで噛み応えがあり、
その分、旨味もぎゅっと詰まっている。

メンマは筍そのもの。
薄くスライスされたものが数枚。
さくりとした食感。


特製分の具材は豪勢。

イメージ 8


チャーシューは大人の掌大、低温調理されたものが二枚。
特有の食感が楽しい。


イメージ 9


玉子は殆ど無色だが、濃厚な黄身が流れ出す。


更に短冊大の海苔が五枚も付く。
ぱりぱりとして良い感じだ。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

割りスープはポットに入り予め卓上に置かれているが使わず仕舞い。


つけ汁を出される時に「熱いですからお気を付け下さい」の一言。
確かに熱々で、珍しく最後の方まで、手で持ち上げることができなかった。
器がかなり厚めにできているからかもね。