RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

舎鈴@大手町 2014年2月13日(木)

【上野アトレ】にも出店していて、
気にはなっていた標題店。

調べてみると、あの『六厘舎』の関係店だったのね。
成る程、店名は「しゃりん」と読むんだ。

場所は【B1】出口から【丸の内永楽ビルディング】のB1Fに入って直ぐ。
『iiyo!yokocho(イーヨ!!ヨコチョー)』なる愛称の付いている飲食店街の一角。

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店内は奥に向いた十席のカウンター。
二人掛けのテーブルが九卓ほど。

実際はかなり狭いスペースなのだが、
通路に向かって開けているので
あまりそれを感じさせない。

12:50の入店で、席の八割方は埋まっており、
食べ終わって出るまでも、それくらいの混雑が維持される。

券売機は店の右手。


食したのは、「おすすめ」のPOPが付いている
特製つけめん+麺中盛。
値段は850+100で950円。

通常の《つけめん》は650円で
麺量は210gの表示。


思いの外、短い時間で供された一品。

見込みで麺をどんどんと茹でているのだと思われ。

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麺は中ストレート。
写真は赤黄色く写ってしまったが、
実物は美しい小麦色。
表面はつやつや。
喉越しは良好。つるつると滑り落ちて行く。
芯にはしっかりとコシもあり
食べ応えも良好。

麺量も300gくらいはありそうで
そこそこお腹が膨れる。

非常に上質な麺だ。


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つけ汁は豚骨魚介
粘度は低め。
中庸な味で仄かな甘み。
動物系と魚介系のバランスは取れているのだが
なんだろう、全体的に薄味で、
ちょっと物足りない。

良い麺に対抗できるだけの強さに欠けている。

「特製」分の「ほぐし」が
味の補強材料となる訳だが、
だったらデフォで投入されるべきだろう。

「ほぐし」が混ざることで
粘度も上がるし、味もしっかりする。


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デフォの具材は、チャーシュー、メンマ、海苔、鳴門。

チャーシューは子供の掌大。
厚みのあるバラ巻が一枚。
軟らかく煮込まれている。

メンマは濃い色。
歯触りは良好。

海苔は短冊大が一枚。

葱がたっぷりと入っているのは嬉しい。


「特製」分は、ほぐしと玉子。

ほぐし、は前述の通り。

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玉子はやや硬めの茹で加減。
微かに味も染みている。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

麺は上々なのだが、つけ汁と具材には不満が残る。
C/Pが悪く感じてしまうんだな。