RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

渋谷らーめん 友喜@渋谷 2014年12月18日(木)

今年5月にできた新店だが、
来てみれば『なかむら』が在った場所。
結構美味しかったのになぁ。
変っちゃったのね。

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店内はほぼ変っていない。
L字型十五席のカウンター。

券売機は入り口右手。

開店間もない11:37の入店で先客はゼロ。
その後食べ終わって出るまでの来客もゼロで、
ランチタイムでこの状況はかなり寂しい。

それを梃入れする意味での、店頭の
「ラーメン50円引き」や「ライス無料」の貼り紙だろうか。

でも、上手く機能してない感じもする。


食したのは、
特製つけ麺。
値段は930円。

食券を渡すと「つけ麺は茹で時間を頂きます」との声が掛かる。
合点承知だが、丁寧な接客だな。


その言葉通り、十分ほど待ち、
麺とつけ汁が供された。


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麺は中太、捻じれ。
茶色い粒子が散在する全粒粉。

冷水できゅっと〆られ表面は艶々。
滑らかで啜り易くはあるものの、
芯は太くかなりごわりとし
相応の格闘感。

むちっとした噛み応えは、ぎゅっと嚙み締めると
麦の良い香りが鼻に抜ける。

これは良く出来ている。

量は200gちょっとだろうか。
お腹が膨れる、とまではいかない。

櫛形に切られた檸檬が添えられ、
中途から搾り入れ、味の変化も楽しめる。


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つけ汁は豚骨魚介
表面には魚粉も浮かぶ。

三つ葉と葱は兎も角、白胡麻が投入されているのは
珍しい。

粘度はさほどでもなく、
濃厚さもほどほど。

どちらの味にも振れず、中庸な旨味で、
しかし、香辛料感ややあり、で、最初の内は良かったのだが・・・・。

添えられているメンマを入れたら味が激変。
辛い辛い、しかも次第に辛さが増して来る。
ちょっと嬉しく無い不意打ちだ。

滅多にないが、最後まで
飲み干すコトができなかった。


具材は、チャーシュー、メンマ、玉子、海苔。

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チャーシューはデフォ分と特製分で
異なる仕様。
何れも、大人の掌大、やや厚みありの低温調理。

デフォ分は芳ばしく炙られ香り良いモノが一枚。
特製分はそのままが二枚。

変化があって楽しい。


メンマは濃い色と味。
軟らかく、発酵感あり。
しかも辛味をきっちり纏い、
試しにそのまま一本食べた時は大丈夫だったが、
つけ汁に投入した途端に味が激変した。


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玉子の表面は色付くも味は中まで沁みておらず、
ただ黄身はとろりと流れ出す茹で加減。


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海苔は10cm四方でパリッとしたものが三枚。
厚みもあって、香りも良い。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。

麺も具も(除く、メンマ)も上々なのに、
なんでつけ汁だけがこんなになっちゃったんだろう。

カウンター上には薬味として
「無臭にんにく」なるモノが置かれていた。
なんか気になる。