席数246の【シアター1】は満員。
それが証左に、エンドロールが終り
館内の灯りが点いた時に、
観客は二割程度しか残っておらず、
ま、そ~ゆ~ことか。
館内の灯りが点いた時に、
観客は二割程度しか残っておらず、
ま、そ~ゆ~ことか。
勤務する会社が「ブラックマンデー」で解散の浮きに目にあった
証券マン『ジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)』は
都落ちした先のペニー・ストックを扱う会社で成り上がり、
やがては自分の会社を立ち上げ、
アメリカ経済の中心「ウォールストリート」で
「ウルフ」の二つ名を戴き、一年で数十億のサラリーを得るまでになる。
証券マン『ジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)』は
都落ちした先のペニー・ストックを扱う会社で成り上がり、
やがては自分の会社を立ち上げ、
アメリカ経済の中心「ウォールストリート」で
「ウルフ」の二つ名を戴き、一年で数十億のサラリーを得るまでになる。
しかし、その実態は、
屑株の押し売り、インサイダー、相場操作、不法な売買と
法の裏道をまっしぐら、
更には、会社の幹部達と、ドラッグとセックスと酒に塗れた
自堕落な日々をおくっていた。
屑株の押し売り、インサイダー、相場操作、不法な売買と
法の裏道をまっしぐら、
更には、会社の幹部達と、ドラッグとセックスと酒に塗れた
自堕落な日々をおくっていた。
本編は三時間の長尺を使い、『ベルフォート』の栄枯盛衰を
余すところなく描き出す。
余すところなく描き出す。
で、例によって本編の終りには
「事実をベースにした物語」ではあるものの
「現実の人物や会社」をモデルにしたものでは無い、
旨のロールが出るのだが、実在の『ベルフォート』は51歳。
「事実をベースにした物語」ではあるものの
「現実の人物や会社」をモデルにしたものでは無い、
旨のロールが出るのだが、実在の『ベルフォート』は51歳。
映画の元となった原作(自著)はベストセラー、
現在はモチベーショナル・スピーカーとして
世界中を駆け回っているとゆ~、
如何にも、彼の国らしい(あ、日本でも、類似例があったか・・・・)。
現在はモチベーショナル・スピーカーとして
世界中を駆け回っているとゆ~、
如何にも、彼の国らしい(あ、日本でも、類似例があったか・・・・)。
評価は☆五点満点で☆☆☆☆★。
御年70歳の『スコセッシ』だが、その勢いは衰えるどころか
止まる処を知らず、五度目のコラボレーションとなる『ディカプリオ』との呼吸もぴったり、
破天荒でお下品な主人公の半生を、これでもかと言う位の勢いで見せつける。
止まる処を知らず、五度目のコラボレーションとなる『ディカプリオ』との呼吸もぴったり、
破天荒でお下品な主人公の半生を、これでもかと言う位の勢いで見せつける。