RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺や 七彩@東京ラーメンストリート 2013年9月18日(水)

二店が閉店し、新たに三店が準備中。
しかし、新店の開店は20日なので、
それまでは残った店に、余計に客が集中するのだろう。

斑鳩』は10:30~だが、汁モノ以外は14:00~の限定。
『ひるがお』はここで食べたし、
『ほん田』は既食

30分前に通った時には、人影が無かったのに、
この時間ではもう『六厘舎』の前は長蛇の列。

どちらかとは決めていた訳だが、
標題店の並びに付いたのは、開店の5分前。

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その時点で自分の前には三人。
行列はするすると伸びて、更に後ろに七人の待ち。

定時より二分遅れで店頭の券売機が開かれる。
でも待ちきれなくて、暖簾を捲って覗き込んだりする人、多数。

店内は中央のお運び用の通路を囲む様に
長いU字型
十六人は座れるカウンターに四人×2卓のテーブルが合体している
ユニークな形状。


食したのは、特製つけ麺+大盛り。
値段は1,100+100で1,200円!

冷たいラーメンもメニューにあったのだが、
オーソドックスな品を選択する。


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先ずは、つけ汁が運ばれる。
この時点でかなり芳ばしい香りが漂って来る。
濃い琥珀色ながら、澄んでいる。
軽やかな煮干しの味、適度な苦味。
醤油の味とかっちりかみ合って、
素材の美味さだけが綺麗に抽出されている


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中にはデフォの具として、
大き目の骰子大の乱角チャーシューがコロコロ。
軟らかく煮上がり、味付けも上々。
メンマは極細。濃い色ながら、その断面積のせいで、
濃い味には感じない。そして独特の食感。
一瞬、牛蒡かと思ってしまった。


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麺は中、やや平、ストレート。僅かに捻じれ。
麦の薫りがぷんと鼻孔に届く。
麺量380gは茹で前の様で、こんもりと盛り上がり、
食べ進んでもなかなか減らず、十分にお腹が膨れた。
やや軟らかめの茹で加減は表面も滑らか。
つるつると頂けて、芯にはしっかりとコシもあり
満足度高し。


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「特製」の具材は、チャーシュー、玉子。

チャーシューは花札大が三枚。

内二枚は茹ったバラ肉。何の変哲も無いと思いきや
脂の旨さが尋常じゃない。
肉そのものの良さを、まんま体現している。
一気呵成にパクついてしまった。

低温調理の一枚は、くにゅくにゅとした歯応えが独特。
これも美味しいなぁ。


玉子は薄い色が付き、硬めの茹で加減。
味も薄目だが、このつけ汁には合っていると思う。



評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

非常に完成度の高い、満足度の高い一杯なのだが、
如何せん、値段も良すぎ。

C/P的に不満が募る。


注)昼は標題店で《醤油》、夜は『江戸甘』で《味噌》と
かなり珍しい二毛作の営業形態。