席数191の【CINE 10】は
九割方の入りで盛況。
九割方の入りで盛況。
こういった、話題作にありがちな、
日頃映画館には来ないであろう人達も多く見受けられたが、
彼等の感想はどうだっただろうか。
日頃映画館には来ないであろう人達も多く見受けられたが、
彼等の感想はどうだっただろうか。

本作での彼は、かなり人間臭く、多分
この姿が、より実際に近いのだろう。
この姿が、より実際に近いのだろう。
物語りの核は、奴隷解放の為の「修正第13条」を
下院で通すための経緯(なので映画中で主に描かれるのは
一ヶ月未満に過ぎない)。
その為には、
のらりくらりとやり過ごす、
強要や、果ては官位を鼻先に付きつけての買収まで
ありとあらゆる手立てを使い、
とても聖人君子と言った風ではない。
下院で通すための経緯(なので映画中で主に描かれるのは
一ヶ月未満に過ぎない)。
その為には、
のらりくらりとやり過ごす、
強要や、果ては官位を鼻先に付きつけての買収まで
ありとあらゆる手立てを使い、
とても聖人君子と言った風ではない。
ただ、その一連の過程の描写は
時にユーモア、時に繰り返しのギャグを使い、
重厚なドラマの中の一服の清涼剤になっている。
時にユーモア、時に繰り返しのギャグを使い、
重厚なドラマの中の一服の清涼剤になっている。
評価は☆五点満点で☆☆☆☆。
冒頭、監督本人による日本に向けてのメッセージと
事の抄訳の説明はあるが、
人間関係や経緯自体に対して浅薄な知識しか無い我々には、
大まかな流れを追うのが精いっぱい。
事の抄訳の説明はあるが、
人間関係や経緯自体に対して浅薄な知識しか無い我々には、
大まかな流れを追うのが精いっぱい。
主演俳優達の熱演はその通りだけど、全体として観た時に、
彼の地での最高評価とのギャップを感じてしまう。
彼の地での最高評価とのギャップを感じてしまう。