RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋すみす@青山一丁目 2013年2月27日(水)

ここと並んで
同じビルの中で客を集めている繁盛店。

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LIVEの前の力付け、と
勇躍向かう。

訪問当日は18時と早めの入店だったので
先客はゼロ。
その後食べ終わって出るまでの来客は二。

店内は厨房に向いた六席のカウンター、
二人掛けのテーブルが六卓。

券売機は店頭に設置。


食したのは、味玉つけそば。
値段は850円。


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麺は中、やや細、強く捻じれ。
強い麦の香り。
断面は四角形。
かなりごわっとした食感。
しかし、一本一本の長さのせいか
妙に啜り易い。
軽快に喉を滑り落ちて行く。
やや太めの蕎麦を手繰っている気分になった。
量は多くない、茹で前で200g強か。
もうちょっと食べたかったが、
本日二食目の麺なので、此処は我慢、我慢。


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つけ汁は鶏白湯。
粘度は高め。
麺への絡みも良好
やや茶濁している。
大き目の蕎麦猪口の様な器で供される。
思いの外量があり、最後まで無くなる心配はない。
鶏の味は勿論ガツンと濃いのだが、
鹹味も相当のモノ。
塩分なのか、素材由来のものか
判別はできなかったが・・・・。

中途から、添えられている葱、
颪山葵を投入すると味もさっぱりとし
益々、蕎麦を食べている様な気分になるから不思議だ。


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具材は、チャーシューのみ。
異なる部位、味付けが一種ずつ。
厚みはそこそこあるも、大きさは無い。
何れも低温調理か、しっとりとしている。
表面に焦げ目を付けたり
胡椒がまぶされていたりと
芸が細かい。

トッピングの玉子は
摘まんだ途端に黄身が流れ出しそうになる。
気を付けて、気を付けて
つけ汁の容器に運ばないと・・・・。


頃合いを見て、割りスープがポットに入れられ
卓上に置かれる。
蓋を開ければ、鶏のスープがふわりと薫る。

つけ汁に注げば、ほう、これで漸く
普通の店の鶏白湯の濃さじゃあないか。

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当店がどれだけ強い味を目指しているかが
良く判る。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。

ネーミングに感化されたわけじゃあないけど、
蕎麦を食べてる気分が味わえた。
本質は正当なラーメンなのにだ。