先ずは前菜の四品。
《バイ貝》《自家製ベーコンのキッシュ》
《バイ貝》はただ茹でただけでなく、仄かな味も添加されている。
《キッシュ》の台はサクサク。入っているベーコンはしっかりとした歯応えと
肉らしい旨味。
スープは《蟹》!!
海老ではない。
また異なる濃厚さが詰まっている。
むせかえるほどの香り。
サフランの色付きも上々。
チーズが掛かったパンも一片
添付され、これを沈めて食べると・・・・、
なんて素晴しい。
ポアレは《しじゅう》。
皮目は勿論パリパリ。身はほっこり。
ソースはバターだが、かなり軽やか。
これも、付け合せの野菜がたっぷりで、
ジャガイモ・プチトマト・アスパラ、そして菜の花。
ソースに漬して食べると、いいねえ。
カラダが浄化される気がするよ。
《グリーンサラダ》が付くのね。
肉料理を追加する。
《羊の煮込み》
これも野菜がたっぷり。
ワラビまで入っているのにはビックリ。
独特の粘りが溶け出している。
白いのは蕪。
トマトベースのソースにしっくり来る。
で、肝心の羊。これが、特有の臭みが微塵もなく
それでいて本来の味がたっぷりと口中に広がる。
万全の処理だ。
デザートは例によって盛り合わせてもらう。
本来は五種用意されていたのだが、
一種は売り切れて、残りはこちら。
出色は《バナナのタルト》。
バナナの香りがぷ~んと立ち上がり、
爽やかな甘味が良好だ。
〆は《エスプレッソ》。
飲み物は《ビール》と《スパークリングワイン》。
二人分のお代は、約1.3万円と
頗るリーズナブル。
頗るリーズナブル。
何よりも、訪問する度ごとに
異なる味わいを体験できるのは嬉しい。
異なる味わいを体験できるのは嬉しい。