RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

Un Grand Pas:フレンチ ビストロ

前回かなり上々の出来だったので、
お気に入り店に加え、折にふれ訪問する一店。
今回も「bleu」コースに、アラカルトを追加。


先ずは前菜の四品。

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《砂肝のコンフィ》《ワラサのカルパッチョ
野菜がたっぷりと使われている。
特に《ワラサ》はかかっているソースも
複数の野菜をミキサーに掛けたもので、
自然な甘味。

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《バイ貝》《自家製ベーコンのキッシュ》
《バイ貝》はただ茹でただけでなく、仄かな味も添加されている。
《キッシュ》の台はサクサク。入っているベーコンはしっかりとした歯応えと
肉らしい旨味。

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スープは《蟹》!!
海老ではない。
また異なる濃厚さが詰まっている。
むせかえるほどの香り。
サフランの色付きも上々。
チーズが掛かったパンも一片
添付され、これを沈めて食べると・・・・、
なんて素晴しい。

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ポアレは《しじゅう》。
皮目は勿論パリパリ。身はほっこり。
ソースはバターだが、かなり軽やか。
これも、付け合せの野菜がたっぷりで、
ジャガイモ・プチトマト・アスパラ、そして菜の花。
ソースに漬して食べると、いいねえ。
カラダが浄化される気がするよ。

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《グリーンサラダ》が付くのね。

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肉料理を追加する。
《羊の煮込み》
これも野菜がたっぷり。
ワラビまで入っているのにはビックリ。
独特の粘りが溶け出している。
白いのは蕪。
トマトベースのソースにしっくり来る。
で、肝心の羊。これが、特有の臭みが微塵もなく
それでいて本来の味がたっぷりと口中に広がる。
万全の処理だ。

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デザートは例によって盛り合わせてもらう。
本来は五種用意されていたのだが、
一種は売り切れて、残りはこちら。
出色は《バナナのタルト》。
バナナの香りがぷ~んと立ち上がり、
爽やかな甘味が良好だ。


〆は《エスプレッソ》。

飲み物は《ビール》と《スパークリングワイン》。

二人分のお代は、約1.3万円と
頗るリーズナブル。

何よりも、訪問する度ごとに
異なる味わいを体験できるのは嬉しい。