RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

醤油ラーメンなら ミカド製麺直売所@蒲田 2023年12月31日(日)

本年〆の一杯は、二週間前にオープンの新店にて。
とは言え『ナポレオン軒 東急蒲田店』からのメニュー変更。

てっきり「@京急蒲田店」の方が終了すると思っていたので
やや意外な展開。

この系列も
年末~年始は無休で、
そのことを「X(旧:Twitter)」できちんと告知してくれるから
二重に嬉しい。

店内はまるっきりの居抜き。
厨房を囲むL字型十四席のカウンター。
右手奥には「製麺室」。

11:05の入店でイの一番。その後
食べ終わって出るまでの来客は四。


券売機は入り口左手。

食したのは、
中華そば大。
値段は940円。


食券を渡してから6分の待ちで供された一杯。

店員さんが慎重に向きを調整して置いたので、
これが正しいのだろう、
が、三角形の海苔が天冠に見えなくもない(笑)。


チャーシューはトランプ大のバラ肉と
子供の掌大の巻きが各三枚。

共に薄めも、一口で食べるには丁度の
厚さと大きさ。


鳴門は の の字に置かれている。

葱とカイワレも添えられる。


メンマは細めの拍子木状、
こりこりな食感。

胡麻油の味と発酵香も。


麺は中、やや細、ストレート、僅かにウェーブ。
つるりとした口当たりに
軟らか加減のもっちりな歯の通り。

喉越しも良好で
するするっと胃の腑に納まる。

なるほど、話題になった
この告知だけのことはある。

量は250gほど。


スープは動物系のベースに魚介の旨味。
醤油味もややクセのある中国醤油のような味。

三つが合わさり、ネオ・クラシカルとも言える
ほっとする中に今っぽい感覚。

表面には透明の油が張られ、熱々をキープ。
ふ~ふ~しながら、塩味も軽めなので七割ほどを飲む。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


食べる前は{ちゃん系}インスパイア?とも思ったが、
そんなことは全然ない食後感。

さほどの混雑にはなっていないようだし、
夏場は是非《もりそば》を(『大勝軒』っぽいね)。