一週間前にオープン、いや@駒込から移転の新店。
ハンターのブロガーさん達の訪問も
ひと段落ついた頃だろう、と。
最寄り駅は【蓮沼】も、例によって運動と
経費節減を兼ね【蒲田】から徒歩で。
【西口】に出て駅前の広い通りを直進、
【アパホテル蒲田駅西】の脇。
店内は厨房を囲むL字型九席のカウンター。
11:03の着で先客は八。空いている一席に滑り込む。
その後、食べ終わって出るまでの来客は十で、満席が維持される。
券売機は入口右手。
食したのは、
まぜそば。
値段は1,020円。
食券を渡すと、とんと置かれたお冷は
コップごと冷蔵庫で冷やされたもの。
この季節には嬉しい気遣い。
店主さんは一ロット二杯で丁寧に作って行く。
口上を読みながら20分の待ちで供された一杯。
値段相応と言えばそれまでも、
乱角のチャーシューが全面の半分を覆っている。
オマケに味玉も半分付いている。
カトラリー類は
カウンター下の引き出しに纏めて収納。
割り箸と紙ナプキンを取り出し使用する。
たっぷりのチャーシューは炙られ芳ばしい香り。
鹹過ぎない味も付き、軟らか。
白葱と三つ葉も添えられている。
メンマは細い拍子木状もコリコリの食感。
玉子半分は黄身の芯がねっとりと蕩け濃厚、
出汁も十分に沁みて美味しい。
「良く混ぜて」とのことだったので、
先ずは念入りに混ぜ合わせる。
麺は中、やや細、軽くカール。
表面はすべすべ。
割り箸で持ち上げ、ずるっと啜れば、
麦の密度が詰まって、むっちりした噛み応え。
量も200g近くはあり。
味付けは醤油の鹹さと深さと旨味が際立ったもの、
油は鶏由来だろうか。
強めの味付けも、
しっかりした麺には合っている。
気持ち良く完食する。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
汁モノにも、十分に期待が持てそうと感じた一杯。
とは言え、周囲には未訪の新店がまだあるからなぁ。