一ヶ月前にオープンの新店。
『ほん田』で九年間の主業経験ありの店主さんと
話題のお店。
【北口】を背に【文化放送】脇の小道に入り
200mほど直進した右手。
店内は厨房に向いたストレート六席のカウンター、
二人掛けのテーブルが二卓。
10:50の店頭着でイの一番。開店までに
更に一人が並びに着く。
そんなに混んでないねぇと思っていたら、
食べ終わって出るまでの来客は二人連れが三組で
そこそこの入りに。
早めに来て良かった、と
胸を撫で下ろす。
券売機は入口左手。
食したのは、
醤油 味玉昆布水つけ。
値段は1,200円。
+100円の中盛とも迷ったのだが、
デフォの量が判らないので
安全運転で。
食券を渡してから8分ほどで、
折敷に麺とつけ汁がセットされ供される。
思いの外、麺量があるなぁ。
麺は細、ストレート。
茶色い粒子が散在し、
つるつるしこしこの食感。
二~三本を掬い上げ、
そのままつるっと手繰れば、
昆布の味は強すぎず、個人的には適度の塩梅。
量は200gちょっとはあるか。
檸檬を輪切りで入れるのは珍しいと思うが、
後半部では押し潰して果汁を染み出させ味変すれば、
さっぱり度も増す。
つけ汁は鶏+乾物魚介と思われ。
醤油の鹹さは強すぎず、深みがある。
鶏と魚介の割合も程良く、
どちらかに極端に寄ることはない。
好きな味わい。
最後は蓮華で昆布水の方につけ汁を移し、
美味しく完飲する。
チャーシューはトランプ大のロースとバラが各一枚。
とりわけバラの脂が美味しい。
玉子の表面は濃い目に染まり、
半分に割れば黄身の茹り加減は善し。
出汁も十分に沁み、濃厚で美味しい。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
とは言え、既視感の有る{淡麗系}。
《まぜそば》の方が
独自色が強かったりするんだろうか。