RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

むかん@中野坂上 2023年7月5日(水)

常々行ってみたいと思ってはいたものの、
完全事前予約制はハードル高し。

しかし、今日は行動・移動時間を完全に読めるので
前日21時を待って予約サイトに情報入力。

なんとか完了し改めて画面を確認すれば
瞬時に全ての時間が「満席」表示に。

凄い人気だ。
席が取れたのは、ある意味運が良かった。


店は【A2出口】から左手の細い道に入り
50mほど進んだ左手。

店頭にはその旨の看板。

予約の5分前に着くと
「少々お待ち下さい」との声掛けで、
前の回の最後の客が出て行くタイミング。

程なく招き入れられ右手に在る券売機で食券購入。


これがまた特徴的。

最下段にはるコールドリンクのボタンが並ぶも、
それ以外は「1200円」と書かれたボタンがぽつんと一つのみ。

ちょっと笑える。


店内は厨房を囲むL字型四席のカウンター、
四人掛けのテーブルが一卓。

でも、30分タームで
一回の入場可能は最大五名との設定。


食したのは、
特製牡蠣塩(冷製)。

供されるメニューはTwitterで確認済み。
蒸し暑い今日は、冷たい麺で勿怪の幸い。


食券を渡すと麺量の確認が。

140・210・280gからの選択制。

当然280gを選ぶよね、食い意地張ってるし。


そこから10分ちょっとの待ちで供された一杯。

具材が豪華。
しかも全体が丼の縁から盛り上がっている。

これは気分も上がる。

 

中央には低温調理のチャーシューが二枚。
折り畳まれているが、広げると大人の手の大きさのロース肉。
芳ばしい香りがし、歯の通りも良い。


バラ海苔が一掴み。
磯の香りは軽め。


青葱もしっかり入っている。


メンマは細目の拍子木状。
こりこり食感で中華っぽい味がする。


味玉はほの温かく
茹で加減は上々。黄身の芯がとろんと流れる。

鰹系の出汁も染み美味しい。


特徴的なのはアヒージョで油も多く量もたっぷり。
これもほの温かく、そのまま食べても美味しいし、
勿論スープに溶かしても。


麺は細、ストレート。

横から見て盛り上がっているのは
量の多さの証し。

表面は滑らかも、スープの絡みは万全。
ぷつっとした噛み応えで、喉越しもすっきり。

三河屋製麵」の麺箱が厨房内に積まれている。


スープは牡蠣塩も、ガツンと来る強さよりも上品な口当たり。
お吸い物のようだが、それでもくっきりした旨さを感じる。

バラ海苔が溶ければ味が変わるし、
アヒージョが溶ければ尚のこと。

卓上の味変アイテム、林檎酢、七味(?)、葡萄山椒は、
葡萄山椒のみを使うが、痺れよりも、香りの良さが付加。


「ごゆっくりお召し上がりください」との声掛けありも、
一心不乱にふがふがと食べ、スープも完飲、腹パンに。


評価は、☆5点満点で5.0(☆☆☆☆☆)。


麺・スープ・具材の三位が揃い、
オマケに量も加わった至極の一杯。

確実に時間が読め、予約が取れるなら
何度でも来たい。