『チラナイサクラ』の跡地に一年半前にオープン。
「ラーメン横丁」の一番【秋葉原】寄り。
本店は【西新宿】に、支店は【飯田橋】に在ると認識も、
最近ではそちらの方面には、なかなか行く機会が無く・・・・。
店内は厨房に向いたストレート十二席のカウンター、
二人掛けのテーブルが一、四人掛けが三で
まるっきり居抜きのよう。
11:00の入店でイの一番。
その後、食べ終わって出るまでの来客は一。
券売機は入り口右手。
食したのは、
魚つけ麺。
値段は950円。
食券を渡すと
「大盛り無料です」とのことなので
有り難くお願いする。
麺量は300gの表示。
8分ほどの待ちで、麺とつけ汁が同時に供される。
つけ汁の表面が泡立っているな。
麺の上の盛り込みはリッチ。
麺は中、ストレート。
濃い麦色で、茶色い粒子も散在する全粒粉。
表面はやや粗、つけ汁を良く拾い、
むっと歯を立てれば、むちむちな噛み応え。
つけ汁は動物系+魚介系で軽く粘度あり。
(たぶん)豚骨をベースに、魚介が前面に出る組み立て。
仄かな甘味に酸味が強めに。
加えて焦げたような芳香ありで、なかなか珍しいタイプ。
麺を食べ終えたのち、二口三口そのままを含み、
三割ほどは残す。
チャーシューはトランプ大、薄めのロース肉が三枚。
低温調理でしっとり食感。
カイワレと白髪葱もちょこんと添えられている。
デフォで付く玉子半分は、芯のみが蕩ける茹で加減。
櫛切りの檸檬が味変用に添えられ、
これは麺に直接搾り掛けるのだが、
更に酸味が強めに。
メンマはつけ汁の中に少々が入る。
こりこりな歯触り。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
なるほど、多店舗展開ができるだけあり、
良く練り込まれた一杯。
麺の風味も良いし、つけ汁も久々に
完飲したいと思ったほど。