RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ラーメン凪 BUTAO@神田 2020年2月13日(木)

十日ほど前オープンの新店。
【西口】に出て右手に、JRの高架下。

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贈花の胡蝶蘭がまだ店頭に。


店内は店員さんの通路を囲む細長いコの字型十四席のカウンター、
奥にはテーブル席も。

12:05の着で二~三の空席。

入り口ドアに手を掛けようとしたその瞬間、
脇からさっと割り入って来た若い兄ちゃんが中を数度覗き込み
取っ手を引き開け「食券先買いですか」などと声を出し
さっと入ってしまう。

おいおいそれはね~だろ~と思いながら、
まだ席が空いてるからいっかと思いつつ
入り口右手の券売機で食券を購入。

苦手のタッチパネル式も、同店では迷うことはない。
何故ならメニューはラーメンのみ。
後はトッピングのみ。

食したのは、
ラーメン+替玉。
値段は830+160で990円。

退店者の跡片付けが済んだあと、
順次人数確認~案内と進むようなので
隅の方で待っていると、あろうことか後から入って来て食券を買っている
三人連れに先に声かけをしている。

まったくなんて日だ。混雑で忙しいのは判るけど、もうちょっと
客に気を配ろうよ。

後回しにされちゃあかなわないので、
手を挙げて「私の方が先です」とアピール。

「失礼しました。こちらにどうぞ」と案内されたのは、でも
中ほどの席で、一番奥の端が空いているのにねぇ、と思いつつ
素直に従う。


卓上にセットされているのは
「OMOTERNASHI SHEET」。

これにスープの種類とお好みを記入する。
ちょっと今日の自分には皮肉な響きのネーミング。

他店でもお馴染みの手法なのでさっと記入し、店員さんに渡す。
でも他の人を見ていると、丁寧に説明があるようなのね。なんだかなぁ。


四種の味から、おそらくデフォと思われる黄色
油の量:ふつう
味の濃さ:ふつう
にんにく:なし
麺のかたさ:カタ
一撃:なし
と丸を付けて渡す。


と、「サービスの玉子です。
お口の中がリセットされるので ただ卵 を食べてお待ち下さい」と。

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これがまた殻がとっても剥きにくい。
オマケに無味のやや半熟の茹で加減。
半分はそのまま、残りは後でスープに入れちゃえ。


着席から7分ほどで、白い丼に入った一杯が供される。

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異色の{トンコツ}タイプと言ったところ。

 

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白髪葱にたっぷり万能葱。

 

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チャーシューは子供の掌大、
薄めのロース肉が二枚。

肉質が詰まっている割には軟らかく
味付けも良好。これは美味しい。

 

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麺は細、ストレート。
芯が白濁している割には表面は滑らか。
するっと啜れ、すっと歯が通り、喉越しも善し。
麦の香りもまずまずで、あまりぱつんとしてないところは
柳麺にも近しい印象。

スープはやや茶味がかったトンコツ。
さらさらとミルキー、口当たりも良く分かり易い旨さ。
プラス豚の臭いが嫌味にならない程度にちゃんとする。
う~ん、良く出来ているなぁ、と感心。


頃合いを見て替玉をやはりカタメで。

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直ぐに供され、麺量は合わせて200gを超えるほど。

でもスープの完飲食はせず。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


その後も来客は続々で満席に近い状態が維持される。

でも界隈でこの値付けは、果たして勝ち目があるのかな?