駅を背に【宝町】方面に。
【小諸蕎麦】の角を右折してすぐ。
12:25の着で外待ち一名。
が、2分も経たぬうちに入店。
店内は厨房に向いたストレート三席のカウンター、
四人掛けのテーブルが四卓。
更に奥にも席は用意されている様子も
入り口付近からは確認できず。
オーダーは入店時にすぐさま。
食したのは、
ちゃんぽん。
値段は930円。
支払いは渡された伝票を持ち、食後に入り口脇のレジで。
9分ほどで「お待ちどうさま」と
でんと置かれた一杯。
『二郎』かいっ!!
野菜のはみだし具合すら相似感がありまくり。
噂には聞いていたけど野菜が爆盛りで、
正直これほどとは思わなかった。
丼の縁を境に上下が線対称の威容。
モヤシ、キャベツを主体に海老、烏賊等の海産物に練り物も。
しっかり炒められた熱々を上部からわしわしと食べて行く。
そこそこ味も付いているので、スープを回し掛ける必要もなし。
が、行けども行けども麺が姿を現さず、一体どれだけの量の野菜なのよ。
仕方がないので七割方(思われる量)を食べたところで
箸を奥まで差し入れ麺をまさぐり引き上げる。
中、やや細、ストレート。
表面粗目で一本は短め。
はむっと啜ると随分と軟らか。
ぽくぽく感のある通常の《ちゃんぽん》とはちょいと違うなと思いつつ、
野菜を食べるのに時間が掛かって少し伸びたかと考えぬでもない。
麺量はかなり少な目。100gほどしかなさそう。
でも野菜だけで十分にお腹が膨れるよね。
女性で「少な目」オーダーをしている人がそこそこいたけど
麺量じゃなくて野菜の方だったのね、たぶん。
スープは淡く白濁した塩味。
具材絡みの旨味もありでコクは抑え目も飲み易い。
ただ相当に甘めで、砂糖がそこそこ投入されている様子。
また後で喉がかなり乾いたことから、塩分も強めかも。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
外見の古めかしさに比して内部は小奇麗で清潔感あり。
店員さんのオペレーションもちゃきちゃきした中に丁寧さがあり
好感が持てる。