RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

おがわ節@渋谷 2009年6月12日(金)

以前『小川』だった頃に一度行ったことがある。
店名が変わってからは初。
店頭の「つけ麺始めました」の幟に魅かれてやって来た。

場所は【道玄坂】をあがって右折。50mほど歩いた左側。

イメージ 1
通行量が多いので、店の上部しか撮れなかった。
なので、肝心の”幟”は写っていない。

中はL字型のカウンターだけで15席程度。
内装もあまり変わっていない気がする。
13時過ぎの入店で、先客は一人のみ。

入ってすぐ左手にある券売機で食券を買う。
って、どこにも”つけ麺”のボタンが無い。
これって・・・・。

よくよく見ると、「つけ麺の方は食券を渡す時に、
そのように伝えて下さい」との張り紙が。
成る程ね。

食したのは、味玉つけ麺+麺大盛。
値段は750+100で850円。

麺は中ストレート。多少茶色がかっている。軟らかい茹で上がり。
ツルツルと食べられるが、これは”硬め”をお願いするべきだった。
量は300gの表示だったが、さほど多くは感じない。

つけ汁は魚介豚骨。魚粉が底にざらつく位入っているが、あまり出汁の味を感じない。
摩り下ろした大蒜がトッピングされているが、この臭いが強く、魚介の香りを消している。
これはカウンターに別容器で置いて、各人好みで追加できるようにした方が良い。

そして、つけ汁が入っている”皿”、これは良くない。
渋めな色だが、大きなココット皿みたいだ。
悪い理由は二つ、
一、高台がついていないので、つけ汁が熱い間は持ち上げられない。
一、縁が浅いので、啜るときに汁が周りに撥ねやすい。
お洒落なのも大事だけど、機能が伴っていない美しさは、
こういった店では意味無い。

つけ汁の中には、チューシュー、メンマ、味玉、野菜(煮たモヤシとキャベツ)。

チューシュはバラ巻き。子供の手の平大。軟らかい。味付けもしっかり。

メンマは、よくある市販の味がする(市販のメンマ、といっているわけではない)。

玉子はキチンと味が染みており、黄味の軟らかさもまずまず。

食べ終わって出る時には、ほぼ半数の席が埋まっていたから
そこそこの人気店なのだろうが、やっていることがなんかちぐはぐだなぁ。

評価は、☆5点満点で3.0(☆☆☆)。