”東美アートフェア 春”と題された一般向け展示即売会の
特別企画として開催されている。
特別企画として開催されている。
展示即売会もそれなりに楽しいが、今回の主目的は『磯江毅』。
入場料は1,000円。
棚に瓶類が並んでいる画では、背景の壁の汚れ、棚に積もった塵の具合も、
克明に表現されている。
克明に表現されている。
でも、ただリアルなだけではない。
そのモノが持つ量感さえもが感じ取れるリアルさである。
そのモノが持つ量感さえもが感じ取れるリアルさである。
鏡に浮いた錆び、銀器に付いた緑青、セロテープに入った気泡、縄の解れ、
新聞の折れ目、といった日常目にする汚れをわざと取り込んで描かれた作品は、
止まっている一瞬を捉えているのに、時間の流れさえ感じさせる。
新聞の折れ目、といった日常目にする汚れをわざと取り込んで描かれた作品は、
止まっている一瞬を捉えているのに、時間の流れさえ感じさせる。
展示されている数十点の作品群は、何れも素晴しいの一言。
全作品でも百点程度しかないそうだから、
是非、大回顧展を開催してもらいたい。
全作品でも百点程度しかないそうだから、
是非、大回顧展を開催してもらいたい。